『半沢直樹』は4位。2020年のドラマ、女性が選ぶ名作ランキング
「いろいろあった」の1フレーズではもはや片づけられない2020年も、いよいよ終わりを告げようとしています。新型コロナウイルスによって多大な影響を受けた業界の一つがエンターテイメント業界。テレビドラマも例外ではありませんでしたが、今年も素敵な作品がたくさん生まれました。
そこで『女子SPA!』では、30代・40代女性200人にアンケートを実施(※)。
2020年に放送されたドラマのなかから、最もよかった作品を選んでもらいました。そのランキングを発表するとともに、わたくしドラマウォッチャーの中村裕一が、僭越ながらコメントを述べたいと思います。
果たしてみなさんの“推し”ドラマは何位にランクインしているでしょうか?
まずは19位~11位。
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2020年に放送されたドラマで良かったと思う作品は?(複数回答)
(回答:30-40代女性200人、以下同じ)
19位『ルパンの娘』『姉ちゃんの恋人』(ともにフジテレビ系)『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)7.5%
16位『危険なビーナス』(TBS系)『私たちはどうかしている』『知らなくていいコト』(ともに日本テレビ系)9%
14位『恋する母たち』(TBS系)『科捜研の女』(テレビ朝日系)10%
13位『35歳の少女』(日本テレビ系)10.5%
11位『この恋あたためますか』(TBS系)『監察医朝顔2』(フジテレビ系)11%
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14位の『恋する母たち』。主人公は木村佳乃さん、仲里依紗さん、吉田羊さん演じる3人の母でしたが、彼女たちと深く関わることになる3人の男のうち、蒲原まり(仲里依紗)と最終的に結ばれる落語家・今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)が印象的でした。
3度の離婚経験者である丸太郎ですが、夫に離婚を申し出て北海道の実家に帰ろうとしていたまりと娘を自分の家に迎え入れるなど、実は一途で誠実なことがドラマが進むにつれ判明し、感情移入することができました。もっとも、最終的に2人がどうなったかはわかりませんが…。
続いて10位~4位はこちら。

(画像:TBS日曜劇場『半沢直樹』公式サイトより)
阿部サダヲ演じる落語家が印象的だった『恋する母たち』

(画像:『恋する母たち』TBS公式サイトより)