Gourmet

温野菜をたっぷり食べる方法。「蒸し煮」が手軽で超おいしい

日本人の舌に合う「和風蒸し煮」。調理時間は15分弱

冬の栄養野菜

根菜類を食べやすい大きさや薄さに

 まずは根菜類を食べやすい大きさや薄さに切りましょう。10分程度でしっかり火が通るレベルが理想なので、薄さは1センチ弱(5~7ミリ程度)。この上に漬け魚を乗せて、水100mlを注いで、オリーブオイルを全体に回しかけてください。
冬の栄養野菜

「蒸し煮」にする

 この状態で蓋をして7分間、強めの中火で加熱します。一旦火を止めて、残りの野菜(火が通りやすい野菜。3分程度で加熱できるもの)を乗せ、再び蓋をして5分中火で加熱してください。
冬の栄養野菜

再び「蒸し煮」

 火を止めて、めんつゆをひとまわしして、蓋を乗せて1~2分そのまま蒸らしたら完成です!
冬の栄養野菜

めんつゆをひとまわしして蒸らす

旨味たっぷりの完成品は、カラフルで見た目も華やか

 出来上がったら、フライパンごと食卓へ。どうでしょう、とっても華やかではありませんか?
冬の栄養野菜

フライパンごと食卓へ

 食べる時には小皿に取り分けましょう。いつもの鍋とは全くちがう世界観で、旨味がたっぷり詰まったおいしい野菜がたっぷり楽しめることでしょう。
冬の栄養野菜

旨味たっぷり!

 このレシピの良いところは、野菜も調味料も計量せずに作れるという点。使う魚や野菜はその日の気分や都合に合わせて使うので十分です。
冬の栄養野菜

別の日に作ったのは、鮭の醤油麹漬けをメインに、青菜やビーツを加えて

 冬は野菜がおいしい。しみじみそう実感できますから、是非一度お試しくださいね! <文、写真/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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