字の印象を大きく左右するのは、理路整然と棒が並んでいるかという点です。お二人の場合、「星野」の横棒の並びと「新垣」の横棒が等間隔で平行に書かれているため、似た印象を受けると思われます。
お二人のように、きれいに等間隔に並べて書く人は、物事を論理的に捉え、感情の起伏があまりないタイプが多いです。
イメージ的にも、星野さんも新垣さんも、歌唱中やお芝居以外では、感情を強く出すタイプというよりも、淡々としている印象。普段の雰囲気や物事の捉え方が似ていると、ケンカにも発展しにくいと思われますので、何かトラブルがあっても冷静に対応できるお二人なのではないでしょうか。
一方、同じではないけれど相性がいい筆跡は、へんとつくりの広さの違い。星野さんはへんとつくりの間に空間がありますが、新垣さんは「新」も「結」も少々狭いです。
へんとつくりの広さは包容力で、星野さんは比較的人の話をよく聞き何事も柔軟に受け入れるタイプのよう。逆に新垣さんは少々頑固でこだわりが強く、1人が好きなスペシャリスト系とお見受けします。
筆者が今まで見てきた、どちらもスペシャリスト系の筆跡を持つ夫婦は、やはり頑固さが出てしまいケンカが絶えないと悩んでいることが多かったもの。ですが新垣さんのマイペースな行動を星野さんが温かく見守るというパターンができるので、相性は上々と言えるでしょう。
