過去も現在の字も、横線の並びが均等で、スッキリした印象です。 　特に、今回のFAXの直筆サインの「月」「日」「曜」などを見ると、綺麗に横棒が平行に並んでいるのが分かります。 　このように理路整然と横棒を平行に並ぶような字を書く人は、冷静で論理的な思考の持ち主。精神も落ち着いていると考えられます。体調がすぐれなかったり、精神的なストレスや不安があったりするとき、人は字の線がぶれるもの。これだけ綺麗にまっすぐ書かれているのは、大変冷静で平穏な精神状態を保てていると思われます。 　そう考えると、離婚表明のFAXのサインはかなり落ち着いて書かれたもののはず。すでに前から自分の中で決めていて、このときには十分な覚悟ができていたのかもしれません。 　熊田さんの性格としては、自信があり上昇志向が高く、堂々と自己主張ができる方。そして、現在の心理としては大変冷静で落ち着いた状態が見えてきます。 　普段からSNSで家庭内の不満を吐露していた熊田さんですが、四角い字の角がしっかり角ばっているところを見ると、基本的には真面目なタイプのはず。字から見る冷静さを鑑みると、子どもたちのためにも、ある程度先を見て行動をしているとも考えられます。 　夫婦間の真相は本人たちにしか分かりませんが、泥沼化する前に解決できればいいですね。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「筆跡心理学」の一覧はこちらへどうぞ ＜文／関由佳＞