アメリカの大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ（SATC）』で、主人公の元カレ役を演じ、人気を博したジョン・コーベット（60）。撮影がスタートしたばかりのSATC続編にも出演することが決まり、話題を呼んだ一方で、私生活では長年の恋人ボー・デレク（64）と密かに結婚していたことがわかった。2002年よりボーと交際を続けてきたジョンは、「結婚はしないほうがいい」とかつて話していたが、長い春を経てついにゴールインしたようだ。 　現地時間3日、トーク番組『ザ・トーク』に出演したジョンは、長年のパートナーであるボーと結婚したことを初めて公表。結婚した時期や理由などについて、次のように説明した。 「クリスマスの時期に、僕らは結婚した」 「僕たちはかなり秘密主義なので、発表はしなかったんだ。友人や家族はみんな知っていたけどね。結婚について公の場で発言するのは、今回が初めてさ」 　ジョンはまた、結婚を決意した理由についてこう明かした。 「（交際から）20年後に僕らは結婚しようと決めてたんだ。振り返った時に、2020年をみんなが嫌うような年にはしたくなかった。だから、何か1つでも良いことがあるようにってね」

🚨Breaking News!🚨
John Corbett reveals exclusive breaking news about his relationship with Bo Derek to the hosts, including his good pal @MrJerryOC 💍 pic.twitter.com/tP1lfjmPL7

— The Talk (@TheTalkCBS) August 3, 2021

　SATCでは、サラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公キャリーの元恋人エイダン役を演じたジョン。優しくて誠実で包容力ある家具デザイナーのエイダンは、SATCに出てくる男性キャラクターのなかでも人気No.1で、先月から撮影が始まった続編『And Just Like That…』に出演することが明らかになると、ファンから歓喜の声があがったほど。 　けれども、そのイイ人キャラはドラマの中だけで、私生活では女性関係が派手で、浮気性と評されていた時期もあったそうだ。実際、多くの女性と浮名を流し、SATCの原作者キャンディス・ブシュネルから「ジョンとデートしたことがある」とバラされたことも……。 　そんなジョンが、ボーと出会ったのは2002年。それから約20年の時間を共に過ごしてきた。長い間、気ままな独身生活を送ってきたジョンが、ここまで長く付き合った女性はボーが初めてだという。 　それでも、結婚に関しては2人とも慎重だった。ジョンは2016年にこんな発言もしている。 「結婚はしないほうがいい。多くの友人たちが離婚をしている。それが全てになってしまうんだ。秘訣はただ、一緒にいることを楽しむことだと思う」 　ボーも、二人が結婚しない理由をこう語っていた。 「若い家族を始めていくような時、子供を産んで、新たな家系を築き上げていく際には、結婚はもちろん素晴らしいコミットメントで、意味のあることだと思う。でも、私たちの人生においては、そうではないわ」 　また、結婚を焦らなかったのは、ボーに対する配慮もあったようだ。ジョンは、交際から8年経った頃、「いつかは結婚するかもしれない。でも彼女にとっては、結婚は優先順位が低いかもしれない」と語っていた。 　実はボー、10代で知り合った30歳年上の映画監督と1976年に結婚。20年以上連れ添ったが、1998年に病気で夫が他界した。最愛の夫を亡くし、悲嘆に暮れているボーの姿を見ていたジョンだけに、結婚という次のステップに踏み出す時期を慎重に見極めていたようだ。 　SATCの人気男性キャラ、エイダンを演じたジョンの結婚発表によって、ドラマの続編にもますます注目が集まりそうだ。 ＜文／BANG SHOWBIZ、女子SPA！編集部＞