ゆり菜：そして、Amazon限定版の表紙の、ジャケッットなしのカットも印象に残っています。 あこさんが選んだジョルジオ・アルマーニのベロアのセットアップを着た後に、すごく気になった小物があって、これはなんなんですか？って聞いたら、「これはネックレスよ。着けたらすごくきれいなんじゃないかと思って」って。 確かにこれだと、セクシーさとカッコよさと、今まで見たことのない感じが表現できるなと思って、これだけを素肌に纏った感じをやろうと、撮影スタッフみんなで決めました。 ゆり菜：今回の写真集、ほんとうに実現できてよかったです。2021年の今の自分をここに、本に残せてたことで、私自身、すっきり整理がついたというか。 写真集の中のメッセージにも入れましたけど、ここに今までの自分を詰め込んで、私は一歩先に進みます！っていう気持ちがすごく強くなりました。 多くのご縁も生まれたし、ひとつのものを作るっていう作業もイチから携わって、こんなに大変なことなのかってわかりました。今までは、モデルとして要望された通りの表現をすることに集中していたのですが、今回は、どうやったら人にもっと見てもらえるのかとか、自分がそこに入って考えたり、行動したり、すごくいい経験になりました。