アラフォーは服よりも下着。高級ランジェリーにハマる
下着は、洋服ほどは高くなさそうですが、枚数を揃えるとなると数万円の買い物になったそうです。
「ブラジャーだけではなく、それに合わせた透けるキャミソール、可愛らしい紐パンツや、布の面積が小さなTバックとか、どんどんエスカレートしていきましたね。
ショーツって、普通のパンツが2000円で、なぜかソングと呼ばれるTバックとか、面積が小さいほど3000円や4000円と高くなるんですよ。それをはくとイイ女になった気分になるので、ついラグジュアリーなブランドのセクシーな下着を買いそろえてしまいましたね」

しかし、Mさんとは半年ほどで破局したそうです。
「私がしつこくしすぎたのか、『いつか結婚したいな…』っていう話をしたら『そんなつもりはない』とはっきりと言われました。今は面倒くさくなって、ユニクロの綿ショーツをはいていますが、高級な下着はもったいなくて捨てられない。だからと言ってメルカリに出すわけにもいかないし……。でも下着を見ると、元カレを思い出してしまうので微妙な気持ちになります」
クローゼットを開けると昔の恋愛が蘇る人、多いのではないでしょうか。
― ファッション・メイク“黒歴史”エピソード―
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<取材・文/阿佐ヶ谷蘭子 イラスト/まつもとりえこ>