また、同じく栃木県の那須塩原市では里芋と菊芋それぞれ3㎏強、合計7㎏近くを650円でゲット。そして茨城県土浦市では玄米2㎏強をなんと100円でゲットした。 「親戚から大量にいただいたんですけど、食べきれなくて……。利益はどうでもいい。腐らせちゃうより、取りに来てくれる人がいるならどうぞって」 　寒空の下、そっと100円を手渡す。こんな微々たる金額のために、スーパーの駐車場のベンチで待っててくれた出品者。申し訳なさと嬉しさが入り交じるなか、「やっぱり喜んでもらえると嬉しいですね」と声をかけられ、心まで温まった。 　埼玉県久喜市では、「糖質制限に挫折した」という投稿者から、大量の糖質カットのパックごはん9食分や、糖質オフのコメ、合わせて5㎏近くを500円でいただくことに。多少古くなっていたり、開封済みの商品などもよく格安で投稿されている。気にしなければ十分に食べられる。 　ただ、取引成立直前で出品者が新型コロナの濃厚接触者になってしまい、やむなく断念するケースもあった。これも時代か。 　今回は車移動で検証し、総移動距離は約280㎞。ガソリン代3920円。これが完全地元なら、超お得だっただろう。