中村江里子さん流「デニムを上品に着こなす」ヒント
アラフォー以上になると、デニムやTシャツの着方に迷うことがありませんか? 特に、ダメージの入ったグランジデニムなんかは、どう着こなしていいのやら…。
そこで、パリ在住のフリーアナウンサーでファッショニスタ、中村江里子さんに、大人のカジュアルファッションについて教えてもらいました。
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中村さんのパーソナルマガジン『セゾン・ド・エリコ』VOL.15では、50代に入った中村さんがオール私物を使っての好きなコーディネートを披露しています。その中から、今回は、中村さんが「神デニム」と呼ぶグランジデニムやオールインワン、こだわりのすべてを詰め込んだ中村さんプロデュースのシンプルな白いTシャツetc.をご紹介しましょう。
仕事と3人の子育てに奮闘しながら、ファッションも楽しむ、エリコ流の極意とは?
──「神デニム」と書いていらっしゃるグランジデニム。大人にとってグランジデニムは、なかなかハードルが高い気がしますが、まずは選ぶポイントを教えてください。
「2年前に生まれて初めて購入したグランジデニムですが、いまや出番の多い1本に! 私のファッションの幅を広げてくれたデニムです。
選ぶポイント? う~ん。そうですね、体形やお好みもあると思うのですが、私のものは、形はスリムですが、ストレッチの加減が程よくて、ピッタリしすぎず、穿いていて疲れません。色はオーソドックスなブルー。これはどんな色のトップスや小物とも馴染みがいい色です。
丈はアンクル丈でカット。華奢なヒールを履いても、スニーカーでもペタンコ靴でも、いちばん脚をきれいに見せてくれる丈かなと思います。ブーツにインしてもおさまりがいいですし」
「ポイントはグランジ部分。グランジ部分はデザインで、実際には肌は見えません。若い人なら、ここから肌がのぞいても元気が溢れてキュートでしょうが、大人の肌がのぞいてもどうなのかしら? と(笑)。ですから、これはうれしい処理だと思います」