──ホテルのバーでのオールインワンも気になります……。 「オールインワンは1枚でさまになりますし、着ていてラクなので大人世代の方にこそ、着ていただきたいアイテムです!! 私も好きで1年中着ています。 今回ホテルのバーで着たものは、ラクチンなジャージ素材。でも胸元や背中の開き具合がエレガント。ヒールと小さめバッグがあれば、夜でも十分通用する装いになります。もちろん、スニーカーやバレリンにも合うので、旅の荷物に1枚入れておくと、小物次第で七変化（笑）。便利な1枚です」 ──「ふつうだけど、ふつうじゃない」という、白いシンプルなTシャツ。どこがそんなに違うのでしょうか？ 「こんなTシャツがあったらいいな～という私の理想のすべてを詰め込んだだけなのですが……（笑）。まず、素材のコットン。薄すぎると透け感が気になりますし、厚すぎるともたつく。ほどよい厚さのコットンで少し光沢があるコットンなので、Tシャツですがよそいき感があります。 そして、丸首の開き具合。詰まりすぎると下着や小学校のときの体育着（!?）のようになってしまいますし、開きすぎると着ていて胸元が気になる。鎖骨がきれいに見える開きを探しました。両脇はシルエットがきれいに見えるようにしぼりを入れて……。カジュアルすぎず、合わせるボトムスでお出掛けにも通用するデザインを考えました。 丈はボトムにインして着ても、出して着ても気にならない丈です。たぶん、人から見たらごくごくフツーのTシャツなのですが、自分の“好き”が結集していて、着ていてとても気持ちよくて落ち着く。作ってから4年になりますが、変わらず白さを保つように大事に大事に着ています」