外の環境から肉体を守ることのみならず、心も守ること。何かを着るとき、持つときに忘れがちなのはこの点です。特におしゃれに見えるかとか、他人からどう見られるかばかりに気を取られていると、自分の心の安全については置いてけぼりになりかねない。
けれども、いつも安心でいること、心強くあることは何をするにしてもとても大事。服や靴、バッグやアクセサリー、ストールや傘がこの役目をはたしてくれるなら、もっとそれを利用してもいいのではないでしょうか。

これがあれば大丈夫と思えるバッグや、安心して歩ける靴や、守ってくれるコートや傘、見ると勇気がわいてくるジュエリーを身に着けることによって、どこにでも行けたり、自信を持って行動できるなら、それが他人の目から見ておしゃれに見えないとしても、別に構わないでしょう。なぜなら、その他人があなたや私を守ってくれるわけではないから。
守ってくれない他人の意見よりも、まずは自分の意見を
残念ながら、何があると守られていると感じられるかは自分にしかわかりません。自分に聞いてみて、感じてみないことにはわからない。だから自分で探すしかないのです。
守ってくれない他人の意見よりも、まずは自分の意見を聞いて。守ってくれる服、靴、バッグ、その他小物をもっとワードローブに取り入れたいなと、今、私は考えています。
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<文/小林直子>
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