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友達づくりの苦手な人が“切り捨てがちなこと”とは?大人の人づきあいを考える

オススメは男女が混ざったコミュニティ。その理由は?

林:あと、特に男性に対して伝えたい話にはなりますが、もしこれから第3の場所を探すなら、男女が適度に混ざりあった場所の方がより充実度は高まりやすいと思います。というのも、異性の友人を持てると、人生はすごく充実すると周りからも聞くからです。 僕個人としては、異性間の友情は成立しない派なのですが、改めて考えると、男性同士だと話が盛り上がっても「LINE交換しませんか?」とか「次○○一緒に行きませんか?」みたいなやり取りって、年齢が上がるほどこっ恥ずかしくて言えないものです。 ここに女性が混ざっていると、「みんなでLINE交換しよう!」「次はみんなで○○に行こう」って成立しやすいんです。 BARのマスター林伸次さんに聞く!おおしま:確かに、女性同士ってどこかに行くとか連絡先を交換するとか、いくつになっても自然とできることですからね。男性同士だとそうなりにくいんですね。

大人同士がシンプルな友達になる難しさ

林:男性同士だと、フラットな出会いだとしても利害とか上下といった余計な要素をつい意識してしまいがちなところがあります。だからシンプルな友達って感じになるには少しハードルが高いんです。 おおしま:それ、女性同士でも同じことが言えると思います。女性の場合は、「今度一緒に○○しよう」みたいなやり取りは生まれやすいですが、一方で派閥(はばつ)やグループといった軋轢(あつれき)が生まれることも多いです。 ここに男性がいると、ある種の「節度(せつど)」のようなものが生まれて、いい意味で平和な交流になるかもしれません。もちろん色恋問題が起きない前提ですが。 【関連記事①】⇒友達づくりの上手な人が“やらないこと”とは。バーのマスターに聞いて納得 【関連記事②】⇒会話でわかる「大人になりきれてない人」の特徴。ハタから見ると気づきやすい林伸次さん】 渋谷のワインバー「BAR BOSSA(バールボッサ)」店主。中古レコード店、ブラジル料理店、ショット・バーで働いた後、1997年「BAR BOSSA」をオープン。バーを経営する傍ら著作家としても活躍している。著書に『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』(幻冬舎)など。 <取材・文/おおしまりえ 写真/林紘輝>
おおしまりえ
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518
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