當間ローズもハマった「ドロ沼の復讐ドラマ」って?こんな“強敵悪女”見たことない!
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ブラジルで熱狂的大ブームを巻き起こしたドラマ『アベニーダ・ブラジル~愛と復讐の悪女<デビル>~』[インターナショナル版]が、ついに日本初上陸します!
このドラマはブラジル国内での最終回放送時に、5000万人以上が視聴し、世界約150カ国・19言語に翻訳された全世界を虜にした“究極の復讐劇”。国際エミー賞ベストドラマにもノミネートされた大注目作品なんです。
なんでもブラジル大統領の選挙演説が、最終回に重なることを避けて延期され、放送に間にあうようブラジル中の人が大急ぎで帰宅したため、放送中は大通りから車が消えたという伝説まであるとか。すさまじい人気ですよね。
婚活サバイバル番組『バチェロレッテ』への出演で話題になった、ブラジル出身の當間ローズさんも本作品にハマっているとか…!
『アベニーダ・ブラジル』は、南米では「テレノベラ」といわれるジャンルで、日本での昼ドラ的な立ち位置。韓国ドラマでいえば「マクチャンドラマ」ですね。気になるストーリーはというと…
計算高く腹黒い継母カルミーナに、父親の命も財産も奪われスラム街のゴミ捨て場に置き去りにされた少女リタ。大人になりニーナと名前を変えた彼女は、再婚して豪邸でセレブ生活を送るカルミーナのもとに使用人として潜り込み復讐を実行するのですが、一筋縄で行くわけもなく…。家族内での骨肉の争い、ドロ沼の人間関係から目がはなせないこのドラマ。カルミーナのもはや清々しいほどの悪女っぷりもクセになっちゃいます。
當間ローズさんは『アベニーダ・ブラジル』のどんなところにハマったのでしょうか? ご本人にドラマの見どころを聞かせてもらいました!
究極の復讐劇『アベニーダ・ブラジル』は
どこで観れるの?>>>
――『アベニーダ・ブラジル』は、當間ローズさんの祖国ブラジルのドラマですが、ドラマのことはご存じでしたか?
當間ローズさん(以下、當間)「もちろん知っていましたよ! 日本のブラジルコミュニティでも話題になっていて、うちのお母さんも超ファンだったんですよ。『どんな状況でも憎しみを溜めてはいけないよね』とか『リタは本当は幸せになれたはずなのに、今でも憎しみに囚われて幸せを逃している。目の前にある愛を大事にしなきゃいけないね』とか、たくさん語られました」
――ローズさん自身はドラマを観てどんな感想を抱きましたか?
當間「とにかくメチャクチャ面白い! あと、考えさせられますね。このドラマがブラジルで放送されている時間帯って、日本でいうと月9みたいな枠だったんですよ。ブラジルではお金持ちを舞台に描かれることが多い時間帯で。でも『アベニーダ・ブラジル』は最下層の人たちの生活や貧富の格差まで描いていて、これまで目が向けられていなかったブラジルの現実を受け止めさせてくれるドラマなんです」
――ドロドロの愛憎劇なのかと思いきや。そこがこのドラマの意外性でもあり、面白さにも繋がってる気がします。
當間「想像以上にリアリティのあるドラマですよ。実際ブラジルではゴミ捨て場に子どもが捨てられて孤児になることはあります。ニーナの生い立ちの部分は事実として存在しているんですよね。まあ、継母のカルミーナみたいな悪女はそうそういないけれど(笑)」
――カルミーナって、ニーナの父親が亡くなった後、婚約者がいたサッカー選手ティフォンを寝取ったり、再婚しても恋人マックスとずっと浮気を続けていたり、女性の視点でいうと絶対に関わりたくないタイプだと思うんです。本当はあんな悪女なのに周囲に「いい人」だと思わせて取り込んでいくとか、ちょっとゾっとするところがあります。
當間「僕だって視聴者としては近づきたくないですよ。でも、男として彼女を見ると『守りたい』って思わされる部分がある。たぶんカルミーナはここぞという時に『弱さ』をアピールするのが上手いんです。僕がいなきゃ、何とかしてあげなきゃって、つい手を差し伸べたくなってしまうんですよ」
――特に絶世の美女ってわけでもないのに、なんであんなにモテるんだろうと思っていたんですが、それが秘訣か……。
當間「きっと彼女の人生には、彼女なりの苦労があったんじゃないかな。弱みを見せられるのは、他人に言えないような本当の弱みを持っているから。まさにカルミーナは“女優のような女性”で、弱みを自由自在に出したり引っ込めたりできるんだと思います」
――とはいえ、お金のために好きでもない人と結婚して愛人とは関係を続けているあたり、欲望の赴くままに生きているように感じてしまいますが。
當間「僕はお金って象徴的な幸せでしかないと思うんですよ。お金を持っていても欲するのは結局は愛。だから愛があればお金も後からついてくると思うんです。でも、カルミーナは両方とも追い求めてる。それはきっと他に何かまだ足りないものがあるからなんじゃないかと。僕なりの考察ですけどね」
――そして主人公の幼少期の恋人で、圧倒的な肉体美を誇るホルヒートも『アベニーダ・ブラジル』の要注目人物! ローズさんにも負けないくらいのイケメンですよね。
當間「いや、僕だってホルヒートには負けてないと思う(笑)! ブラジルでは身体を鍛えたり、自分をケアしている男性は魅力的だと言われます。僕自身も巻き込まれるほどの恋の修羅場に遭遇できるよう、日々自分を鍛えてアップデートしています」
――ブラジルの男性ってエスコートが上手くて内面もイケメンな印象もあるんですけど。
當間「それはブラジルではエスコートができなきゃ彼女なんてつくれないから。ブラジルでは子どもの時からお母さんが彼女のようになって、イイ男になるように教育してるんですよ」
――もしや、ローズさんもお母さんからそうやって育てられた?
當間「はい。ブラジルのお母さんって甘え上手なんですよ。お買い物に行っても『重いから荷物を持ってくれる?』とか『両手が塞がってるからドアを開けてくれる?』とか言ってきますよ(笑)」
――それが積み重なり、自然と立ち振る舞いがイケメンになっていく……息子に甘い日本の母はちょっと見習うべきかもしれないですね。
當間「あと、ドラマでも幼少期のリタとバタタが子どもだけど、ゴミ捨て場で結婚式をしてたじゃないですか。ああいうことが小さい頃からオープンなんです。子ども同士の恋愛って日本だと心配の種になりがちだけど、ブラジルでは近くに置いて見守るようにしている。隠れてコソコソさせるより、場を与えてあげる方が安全という考え方なんです」
――そういう環境だからなのか、『アベニーダ・ブラジル』では女性も男性も恋愛表現がストレートなのが印象的でした。そんなブラジルの恋愛事情から見て、日本の恋愛ってどうですか?
當間「日本人ってかなりというか、すっごい奥手ですよね。でも、それもまた日本人の魅力じゃないですか。『月が綺麗ですね』(※)みたいに、直接言わないで伝えるって、それはそれで凄いことですよ」
(※)夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が綺麗ですね」と訳した
――なるほど。奥手な自分を変えたいと思っている女性にアドバイスはありますか?
當間「當間ローズと付き合ってみる?」
――確かにローズさんと付き合えたら、積極的な恋愛もできるようになっちゃうかも(笑)では、最後にこれから『アベニーダ・ブラジル』をご覧になる方へメッセージをお願いします!
當間「愛する人や愛する家族について、そして本当の愛とは何なのかを考えさせられるドラマです。観た後はもっと人を愛したくなるはず! 僕の祖国のドラマ、お楽しみに」
――ありがとうございました!
當間ローズさんも激推し『アベニーダ・ブラジル』
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計算高く貪欲な継母・カルミーナに、父親の命だけでなく財産も全てを奪われた少女リタ。孤児になったリタはスラム街で生活することになり、少年・バタタと出会います。仲睦まじい二人は結婚式を挙げて将来を誓いました。しかし、リタはアルゼンチンの家に引き取られることになり二人は離れ離れになってしまいます。その後はアルゼンチンで幸せな生活をおくっていたリタでしたが、養父母の死をきっかけにニーナと名前を変更。カルミーナへの復讐のためにブラジルへと帰国するのでした。
一方、愛人のマックスと共謀して、リタの父親の遺産を手にした継母・カルミーナ。それだけでは飽き足らない彼女は、リタの父親を車で轢いてしまったサッカー選手のティフォンの財産も手に入れようと画策します。カルミーナはティフォンの婚約者の存在などおかまいなしに、しおらしい女性を装っての誘惑を開始。ティフォンは彼女の夫を亡き者にしてしまった自責の念に駆られると同時に、誰しもの目に完璧な善人として映るカルミーナに惹かれてもいき、償いのために結婚することを決意します。
ブラジルに戻ったニーナは、正体を隠してカルミーナの家に住み込みの料理人として潜入に成功。そこで出会ったカルミーナの養子・ホルヒートが、幼い時に将来を誓い合ったバタタであることに気が付きます。それでも、カルミーナへの燃え盛る復讐心が消えることなく、ニーナは彼女の人生を破滅させるための計画を次々に実行していくのです。
過去と現在、愛と欲望、善意と悪意が絡み合う、究極のジェットコースター復讐劇『アベニーダ・ブラジル』。ニーナは積年の恨みを晴らすことができるのか? そして悪女カルミーナの運命は…?!
オリジナル版(179話)を凝縮し、見ごたえたっぷりインターナショナル版(全40話)として、CS放送「女性チャンネル♪LaLa TV」で2023年1月17日(火)から放送が開始となります。放送スケジュールは毎週月曜~金曜、10時~11時です。
だけど放送日まで待てないというみなさんのために、ただいま「女性チャンネル♪LaLa TV」では、1・2話のオンライン試写会を1月14日(土)まで行っていますよ。
當間ローズさんもハマる『アベニーダ・ブラジル~愛と復讐の悪女<デビル>~』[インターナショナル版]をこの機会にぜひご覧になってくださいね!
『アベニーダ・ブラジル』
1・2話のオンライン試写会はこちら!>>>
ブラジル/2012年/実尺約50分/全40話/HD/ステレオ/字幕/スペイン語
©2012 Globo
<取材・文/もちづき千代子 撮影/星亘 提供/ジュピターエンタテインメント株式会社>

女のドロドロバトルから目が話せないっ
復讐劇だけじゃない、ドラマの真の魅力とは

なんで?! 美人じゃないのにモテるオンナはここが違う

肉体美がまぶしいイケメン・ホルヒートにくぎづけ
登場人物みんな愛情表現が超ストレートでドキッ

衝撃展開の連続! あらすじをドドンと紹介

今だけ、第1・2話が無料で観れちゃう
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama