【使い方にコツあり】安心感のあるとろすべテクスチャー

指ですくって使うよりも、清潔に使い続けるためにスパチュラや綿棒を使うのがおすすめ。写真にある量は半顔分です。
ワセリンはべたつくイメージがありますが、体温でとろけて肌に密着し、重さやべたつきは気になりません。もしべたつくならつけすぎている可能性があるので、少し量を減らすといいですよ。

手の甲でゆるいペーストにしておくのがコツ
直接肌にのせると、化粧水や乳液ですべってしまい均一に伸びません。あらかじめ手の甲でゆるいペーストにしておくのがコツです。指の腹でポンポンと軽くたたくようにすべらせると、余計な力が入らず摩擦を最小限にしながらスキンケアできます。

イハダには今回ご紹介する薬用バームのほかに、美白有効成分が配合された「薬用クリアバーム」もあります。初めて使ったときはほぼ同じかもと思っていましたが、2個3個とリピートするうちに2タイプの違いがわかりました。
【薬用バーム】
・保護力:★★★★★(5)
・テクスチャー:体温でとろける
・仕上がり:手に吸い付くようにしっとり
【薬用クリアバーム】
・保護力:★★★☆☆(3.5)
・テクスチャー:するする伸びる
・仕上がり:ベースメイクを邪魔をしないセミマット

「スキンケアをがんばってるのに肌にうるおいがない」「トラブルケアのためにとことん肌を労わりたい」という方は、抜群の保護力をもつ薬用バームがおすすめです。
わたしは肌荒れ予防のために11月頃から使いはじめ、花粉のピークである4月まで使っています。
美白有効成分が配合された薬用クリアバームは、肌荒れケアと美白ケアをバランスよくかなえ、軽やかな使用感を求める方にぴったり。季節の変わり目である5~6月、10~11月に使うことが多いです。

イハダの薬用バームは困ったときに頼りになるアイテム。いつものスキンケアだけではなく、こんなときに役立ちました。
・マスク擦れ対策
・風邪や花粉の鼻かみによる炎症、赤みケア
・かゆみへの応急処置
・メイクの上から追い保湿
・リップクリームの代わり
なかでも本当に助かったと思ったのは、コロナと花粉のWパンチで約1~2週間、食事の時間を除き常にマスクをつけていたときです。マスクの擦れと鼻をかむことによるヒリヒリ感や赤み、フェイスラインから首にかけて謎のかゆみが起こりひどい状態でした。
皮膚科にいけないので、なんとかして肌ストレスだけでも軽くしたいと思い買ってもらったのがイハダの薬用バーム。いつもの化粧水と薬用バームだけを使い続けたところ、みるみるうちに落ち着き、シンプルケアとは思えないうるおいのある肌に!これがイハダに絶大な信頼を寄せるようになったきっかけです。
肌荒れは突然やってきます。なんか調子悪いなと感じたら、お肌のSOSを見逃さず守りのケアに変えるのがおすすめ。イハダの薬用バームがスキンケアを支えてくれるはずです。
<文/やむ>
やむ
ときめくコスメ探しとスキンケア研究に没頭する美容ライター。美肌の要はうるおいだと気づいてから、保湿にこだわるスキンケアを実践中。「こんな情報ほしかった」と思える美容トピックを発信します。コスメコンシェルジュ(化粧品検定1級)/化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級)保有 Instagram:
@yam_kimama