天下の“田中圭スマイル”が秘めるものとは?『リバーサルオーケストラ』が描く楽団の世界
古典音楽の威厳を体現する田中圭
豊かで、楽しく、胸踊るシンフォニー
朝陽が冒頭で指揮していたドイツ・ライプツィヒの楽団は、おそらくライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団がモデルになっているのではないかと思う。世界の名門であるこの楽団の歴代指揮者といえば、フルトヴェングラーやリッカルド・シャイーなど、そうそうたる強面指揮者たちが名前を連ねている。 プロの音楽家である以上は音楽に対して厳格な態度が求められるものだけれど、音楽そのものは肩肘張って聴くものではない。身体が踊るビートを刻むポップスナンバーと同じようにクラシック音楽も楽しく聴いてもらいたいものである。 「ダメ出しマシンガン」と揶揄される朝陽も、音楽に誠実に向き合う愛を持っているからこその厳格さ。彼もまた人間として冷たいわけではなく、彼がまとめ、作り上げる音楽は豊かで、楽しく、胸踊るシンフォニーだ。 事実、朝陽が救世主とするのはかつて神童と呼ばれた天才ヴァイオリニストの顔を隠して今は市役所で働いている谷岡初音(門脇麦)で、まさに彼女の音楽は温かで、音楽を奏で、聴く喜びに満ちている。このふたりの掛け合いが果たしてどんな楽しげな和音を奏でるのか。#リバーサルオーケストラ 第3話今夜10時放送‼️見どころ&場面写真公開✨
— リバーサルオーケストラ【公式】第3話1月25日夜10時放送 水曜ドラマ (@reveorche_ntv) January 25, 2023
10年振りのステージへ立とうとする初音🎻しかし、本番直前で足がすくんでしまい…🥺演奏会は?ティンパニストは?
一体どうなる⁉️#頑張れ初音っち #門脇麦#田中圭 pic.twitter.com/3Jndujc0LP