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子どもがジャンプして下の階からクレーム。謝りに行って“衝撃の音”を聞く

 ご近所トラブルの上位に入るのが“騒音問題”ではないでしょうか。狭い日本、都会はマンションやアパートなど、集合住宅での暮らしになることが多いですよね。  木村真葉菜さん(仮名・33歳)は、ひとり息子が幼稚園に入園したばかり。賃貸マンション暮らしだった木村さん一家ですが、先のことを考え、落ち着いた学区の小学校に通うのが良さそうとのことで新居購入を考えました。

息子の小学校入学に合わせてマンションを購入

息子の小学校入学に合わせてマンションを購入

写真はイメージです。(以下同じ)

「公立の小学校は、住んでいる場所によって通う学校が決まります。先輩ママから、ほんの少し学区が違うだけで、ずいぶん学校の雰囲気が違うと聞き、それなら評判のよい学区がある場所に新居を購入しようという話になりました」  ほどなくして、落ち着いた環境で、中古でしたが手ごろなマンションが売りに出ているのを見つけた木村さん。小学校まで徒歩5分という好立地でした。  幼稚園も変わらずに済んで、小学校もいい感じの場所だったので決めようと思いました。まだ子どもが小さく、マンションだったので下の方が気になりましたが、不動産会社の人がこの地域のマンションに詳しく、知り合いに聞いてもらったところ、下の方はとても穏やかでよい方とのこと。 「引っ越しが決まって、早速挨拶に伺いました。噂で聞いていた通り、穏やかなご夫婦と高校生くらいの女の子がいるご家庭でした。『まだ幼稚園の子がいるのでご迷惑をおかけするかもしれません』とご挨拶しましたが『うちにも子どもはいますし、元気なのは良いことですから気になさらないでくださいね』と優しい言葉をかけていただき、ほっとしました」

引っ越してすぐ苦情を言われた

 ですが、引っ越してすぐから暗雲が立ち込めます。 「息子はとても内向的でおとなしい子なのですが、新しい家に引っ越して嬉しかったようで、トントンと軽く2回ジャンプしたんです。するとその直後に「ピンポーン」とチャイムが。出てみると下の階の住人でした」  引っ越したばかりで挨拶も済ませたばかりなので、なにごとかと思いながら玄関を開けた木村さんは、驚くようなことを言われます。 引っ越し当初から暗雲が立ち込める「『いま、ボールをつくような音がしたのですが?』と聞かれました。部屋でボール遊びなんてさせるはずがないのに、変なことを聞かれるなぁと思って考えたら、息子がさっきチョンチョンと2回飛んだ音のことのようでした。もちろんお昼の時間帯でした」  事情を説明して、まだ小さな幼稚園の息子が軽く飛んだ音だと思いますと伝え謝罪したものの、このくらいで苦情が来るようでは、大人が歩くこともできないレベルではないかとショックを受けた木村さん。 「マンション暮らしを決めたのは、子どもは1人と決めていたことと、ひとりっ子でとてもおとなしい子だったので、さほど大きな騒音にはならないだろうと思ったのも理由の一つです。前のマンションでは普通に過ごしていましたが、一切苦情はなかったです。他にも同じくらいの子どもがたくさんいますし、住民もファミリー世帯が多かったですし、挨拶の際もやさしかったので逆にショックでした」
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謝りに行って衝撃の事実を知る
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