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「授かり婚」が許せなかった義母の暴走、泥沼化した嫁姑バトルの“意外な結末”

「お姑さんが本当に怖くて仕方がなかった。あの人がいなければ……と、存在を呪ってしまったくらいです」  咲恵さん(仮名・37歳)は29歳の時に1年間お付き合いした彼とゴールイン。子供を授かったのちに結婚へと至りましたが、姑との関係がうまくいかず苦悩の日々。怒りを抑えられず、嫁姑バトルに発展した過去を持つとのこと。  幸せなはずの結婚生活は、序盤から不穏な空気が漂っていました。嵐のような出来事を咲恵さんは今でも忘れることができないのです。

結婚のきっかけは妊娠。祝福された結婚のはずが

結婚

写真はイメージです(以下同じ)

 咲恵さんは看護学校卒業後、とある病院に勤務。夜勤と日勤を繰り返して仕事に明け暮れる毎日でなかなか男性との出会いがありませんでした。 「病院勤務だと医者と看護師の結婚は多いですが、私は同業者が嫌でした」と語る彼女。恋愛もご無沙汰で諦めかけた時に出会った男性が、現在の旦那・Uさんです。  Uさんは当時35歳でしたが結婚願望があまり強くなく、子どもが欲しいと考えていた咲恵さんは付き合いを続けるか悩んだそう。別れるか否か、頭を抱えていた時期にタイミング良く(?)妊娠が発覚。話し合った結果、彼も覚悟が決まったようで無事にゴールインを果たしました。  周囲には祝福され、ご両親も非常に喜ばれたとか。幸せな気持ちで満たされ、新たな生活の始まりに胸が高鳴ったものの……姑のトシ子さんだけがいつまでも顔をしかめています。  トシ子さんの態度は結婚後も相変わらずで、咲恵さんは妙な違和感を覚えたとか。この時点ですでに嫁姑バトルの香りが漂っていましたが、彼女は気のせいだと自分に言い聞かせていたようです。

「順番が違う!」嫁だけが責められる理不尽な状態

 Uさんの両親は中学校時代のクラスメイト。学生の頃から付き合っており、知っている異性もお互いに1人だけ。そのせいか恋愛に関してはかなり厳しい考えを持っており、特にトシ子さんは常にUさんの女性関係に目を光らせていたのです。  息子へ「結婚相手とは必ず3年以上付き合うように」と言っていたとか。なので今回の授かり婚は非常に許し難いものだったのでしょう。  結婚直後、早速新婚夫婦宅へやってきたトシ子さんは咲恵さんの体を心配するまでもなく、説教を始めたのです。 「突然、うちにズカズカ上がってきて嫌味を連発されました。おカタい家庭だというのは旦那から聞いていたので覚悟はしていたのですが、なぜか詰められるのは私だけ。挨拶の時は顔をしかめるだけで何も言わなかったのに、籍を入れて2人で暮らし始めてから急に文句を言い始めたんです」 「順番が違う!」「結婚までのスピードが早すぎる!」「先のことは考えているのか!」など、物凄い剣幕で怒られてしまいました。その間、Uさんへの叱責は何もなし。嫁だけがただただ嫌味を言われ、驚いた咲恵さんは開いた口が塞がらなかったのです。  子どもが生まれるまでは顔を合わせるたびに嫌味を連発。理不尽さを覚えつつも、新婚ほやほやの彼女には耐える以外の術が見つかりませんでした。ここで反発して余計に関係が悪化するのを恐れたからです。
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ついに嫁姑バトルが勃発し…
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