米ネット通販大手アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏（59）が、かねてより交際していたローレン・サンチェス氏（53）と婚約したと報じられている。 　2019年に交際を公にした2人だが、付き合い始めた当初は、いわゆる“W不倫”の関係だったといわれている。現在、世界第3位の富豪として知られているベゾス氏だが、お相手のサンチェス氏も超ハイスペックな女性だという。

Lauren Sanchez shows off massive engagement ring on Jeff Bezos’ $500M yacht https://t.co/LLiqopVWB8 pic.twitter.com/XDwDqMQWh1

— Page Six (@PageSix) May 22, 2023

　5月下旬、豪華ヨットで地中海をセーリングするベゾス氏とサンチェス氏の姿がキャッチされた。仏カンヌ沖に停泊していた世界最大級のスーパーヨット上でアツアツの様子を見せていた2人。その際、彼女の左手の薬指にダイヤモンドの指輪が光っていたことから、婚約説が浮上した。 　報道によると、ベゾス氏は自身が所有する5億ドル（約692億円）のスーパーヨット内で彼女にプロポーズ。推定250万ドル（約3億円超）、20カラットのダイヤモンドの婚約指輪を贈ったという。 　また米ピープル誌は、2人がカンヌの高級レストランで家族らと食事会を行い、4千ドル（約56万円）のワインとライブ演奏で婚約を祝ったと伝えている。 　さらに、所有するビバリーヒルズの豪邸の増築も再開された模様。これは、ベゾス氏が2020年に約181億円（当時のレート）で購入した不動産で、ビバリーヒルズ史上最高額の取引価格として話題になった。ゲストルームやプール、ジムなどがついたこの大豪邸が、2人の愛の巣になるそうだ。 　スーパーヨットにビバリーヒルズの大豪邸……。とにかくスケールが大きすぎる話なのだが、それもそのはず。ベゾス氏は現在、米経済誌『フォーブス』による世界長者番付で第3位。高級ブランドLVMHのベルナール・アルノー会長、テスラやスペースXを経営する実業家イーロン・マスク氏に次いで、世界で3番目の資産を誇る大富豪なのだ。 　そして、お相手のサンチェス氏もかなりの大物。メキシコ系の家庭に生まれた彼女は、名門の南カリフォルニア大学で学んだ後、TVの世界へ。数々の番組でニュースキャスターや芸能レポーター、スポーツ雑誌の記者として活躍し、最も権威ある賞の一つとされるエミー賞を受賞している。 　映画やドラマにカメオ出演し、女優としての顔も持つサンチェス氏だが、なんとヘリコプターの操縦免許を持つパイロットでもある。2016年には空撮を専門にする映像制作会社「Black Ops Aviation」を設立し、事業家としても成功をおさめている。ヘリコプターに加え、不動産も複数所有していることから、彼女自身も莫大な資産を保有しているとみられている。 　そんなパワーカップルの2人だけに、結婚前に財産分与などについて取り交わす「婚前契約」は史上最高額になるだろうと報じられている。 　その一方で、チャリティー活動にも熱心に取り組んでいる2人。昨年11月には、2人そろってTV局のインタビューに応じ、1240億ドル（約17兆円）ともいわれるベゾス氏の資産の大半を慈善団体に寄付する意向であると発表している。