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あやしいヨガ講師の言いなりの妻と離婚。指導されると、夫婦の思い出の品もすぐにゴミ箱へ

―連載「沼の話を聞いてみた」― 「無理にでも、助産院という選択を止めればよかった」――そう語るのは、旺太郎さん(仮名・50代)。離婚の決定打が、妻が出産でお世話になった助産院との関わりにのめりこんだことだと考えるからだ。 旺太郎さん夫婦は結婚してすぐに子どもを授かり、友人が出産したという助産院へ通い始めた。すると「定期接種のワクチンは必要ない」をはじめ、夫の想いや考えは脇に置かれ、助産院経由で仕入れてきた意見が優先されていった。 助産院離婚202306そうしているうちに、妻が助産院での仕事に誘われ、通いやすい場所に別宅をかまえ、結果、離婚に至ったという。

助産院に関する評判

「僕の仕事仲間もその助産院を知っていて、“あそこはワケありの、こじらせた人が行くところだ”なんて言っていました。それはちょっと極端な表現だとは思いましたが、自分も参加した勉強会の様子を思い出すと、そう言われる要素もあるのかな。 もしかしたら助産院の影響だけでなく、もともとちょっと思想に偏りがあったのかもしれませんが、交際期間が短く結婚したので、妊娠するまではそうした一面にまったく気づきませんでした」 たしかに助産院と関わらずとも、いずれ何かしらのきっかけで、元妻は夫より自分の活動を優先していたのかもとも思える。しかし旺太郎さんがいま心配しているのは、別居に至る過程で気づいた、元妻の“沼”体質だ。人生を導いてくれるような人物を見つけると、妄信的になってしまうのでは、と話す。

ヨガ講師のひと言で…

「助産院の件だけではありません。結婚前から親しくしている、ヨガ講師女性との関係性にも違和感がありました」 助産院離婚202306旺太郎さん夫婦は、結婚前からのふたりの共通の趣味で、日本全国の縁起物を集めていたという。妻はそれを室内におしゃれに飾り、大事に扱っていた。 「ところがです。日ごろからレッスンだ勉強会だとよく話に出ていたヨガ講師が、産後、家に来たときのこと。子どもが小さいので出歩けない妻のために、だったらと家で勉強会を開いてくれることになったんです。 家に来たヨガ講師が、室内の縁起物を見て『これ、よくないよ』と言い出しました。すると妻は、翌日サクッと捨てていました。あんなに大切にしていたのに!? ふたりの思い出でもあるのに、そんなに簡単に!? と。驚きますよね?」
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有料の勉強会、その実態に夫は愕然
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自分が身内が友人が沼ったご体験談を募集中です。当連載における沼とは、科学的根拠のない健康法やマルチ商法、過激なフェムケアや自然派思想など、主に健康問題に関わるものにハマることを示します。「女子SPA!」のお問い合わせフォームより、ぜひお気軽にご連絡ください(お返事に時間を頂戴する場合もあります)。
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