「しゃべりすぎ」のキャンドル氏と鳥羽氏に見えるのは？
ジュン氏と鳥羽氏。どちらも「しゃべりすぎ」である。今の時代、「男は黙って」とは言わないが、古くから「沈黙は金」という言葉もある。べらべらとしゃべることで語るに落ちることもある。
恋をシタ側の意見、サレた側の声。それぞれ言いたいことはあるだろうが、「自分がこれを言うことで、女優の広末涼子にどんなダメージがあるのか」を考慮しているとは思えない。
しかも、どちらの男性も、あまりに品がない。ふたりとも、自分が愛した女性の立場を慮（おもんばか）っているのだろうか。そこに見えてくるのは自己正当化と承認欲求だけである。
どちらも彼女を失いたくない一心で、自分のほうが正しい、自分に分があるとつい声高になっている……とも考えられるが。
渡辺謙の結婚。南果歩、言いたいことはあるだろうが…
同じころ、俳優・渡辺謙の3度目の結婚報道があった。彼が女優・南果歩と再婚同士で結婚したのは2005年。だが、17年に渡辺の不倫が発覚、18年に南との離婚が成立している。
当時、南は乳がんの治療中ということもあり、渡辺への非難も集まったものだった。彼女は重度のうつを患い、「喜怒哀楽のない“無”のような状態だった」とのちに振り返っている。とはいえ、この件で彼女が渡辺を公に責めたことはない。
渡辺の今回の結婚相手は、当時不倫相手だった21歳年下の女性。それを受けて南果歩は、自身の舞台公演の会見で「びっくりしました。私にとって過ぎ去った季節のことですが、まずはおめでとうございます」とにこやかに語ったという。
言いたいことはいろいろあるだろうが、過去を過去のこととして気持ちの整理はついているのだろう。この言葉を口にすることで、彼女は「女を上げた」と言えるのかもしれない。
