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夫に「更年期だろ」と決めつけられてモヤッ。受診してわかった“本当の病名”にびっくり

肩の凝りを直したくて整形外科に行った結果……

医者の話し合い 陽子さんは肩の凝りが酷く、今度は整形外科を受診します。 「ある時、洗濯物を物干しに干そうとしたら、腕は上がるけれど痛い。整形外科で首のMRI検査をすることになりました。すると、先生から『頸椎は正常だけれど、甲状腺が腫れているから念のために専門の病院で診てもらってください』と言われて紹介状を渡されたんです」  そこで、初めて甲状腺の病気が判明します。 「なかなか治らなかっためまいや更年期だと思っていた症状は、実は甲状腺の病気が原因とわかったんです。詳しく検査をしたら自己免疫疾患の症状で橋本病でした。症状の中には、首が腫れる以外にも、眠気が出たり身体がむくみやすくなったり、イライラするなど更年期の症状と似ていました」

更年期でも耳鼻科でもなかった不調の原因

不調な状態 陽子さんは自分の病名が判明すると、安心できたと言います。 「もしかしたら治らないかもと心配になっていたので、検査や経過観察をすることで症状とも向かい合うことができました。思い返すと体調不良からイライラしてしまったのを、夫から“更年期だろ”と言われたのも腹が立ちます。  女性は40代になるといろいろと不調が出てくるけれど、面倒でもいくつかの病院で診てもらったほうが良いなって思いました」  陽子さんのケースは、たまたま別の症状で甲状腺の異常が見つかりましたが、実は更年期と思っていて違う病気と言うこともありえます。小さな不調でも、きちんと診察をしてもらうことが、健康への第一歩かもしれません。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <取材・文/池守りぜね>
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