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神田うの、夫の不倫相手にそっくり写真投稿。別居でも“なぜか離婚はしない”夫婦とは

亀山早苗の恋愛時評> 次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

神田うの、夫の不倫報道にそっくり写真を投稿

タレントで実業家の神田うののインスタグラムが話題になっている。 7月30日に、前日の隅田川の花火を、夫や友人とともにヘリで観覧したと報告しつつ、彼女は両手を夫の首に巻きつけた「仲良し」写真をアップした。左手薬指に豪華な指輪が光る。ルイ・ヴィトンのTシャツ、黒い帽子、スキニーパンツにスニーカー。 この構図がなんとその3日前に報じられた、夫と若い女性の写真に酷似していたのだ。しかもTシャツもまったく同じもの。 うのは、「昨年、パパさんがプレゼントしてくれたお気に入りのTシャツとスニーカー」と記している。となると、「パパさん」は、妻と愛人に同じものをプレゼントしたのだろうか。2年前からつきあっているとされる愛人は、どんな思いでこの写真を見たのだろう。 夫と不倫相手の写真を茶化したようなこの写真。夫ももちろん、それはわかっているのだろうが、妻のやることに不満は言えないのかもしれない。

天衣無縫のなせる業?「神田うの」という生き方

神田うの、48歳。天衣無縫というか正直者というか、興味深い女性である。 実業家の夫・西村拓郎氏(53歳)と知り合ったのは25年前の1998年。西村氏の猛烈なアプローチを、うのはのらりくらりとかわして都合よく扱っていたようだ。だがついに根負けしたのか、西村氏の愛を受け止めたのか、約8年後に婚約。億単位の5カラットの指輪も披露した。 2007年に結婚し、「趣味は結婚式」と公言、今までに9回も国内外で結婚式を挙げている。2011年には長女が誕生した。 その間、うのはストッキングやウェディングドレスなどのデザイン、プロデュースなどを手がけ、自身の実業家としての地位も確立していった。
もともと通産官僚を父にもつ「お嬢さん」。大事に育てられたのだろう。若いころは「うのはねー」と自分を名前で呼び、空気を読まない発言がおもしろがられていた。バレエで鍛えた抜群のスタイルと美貌をもってはいたが、それだけで芸能界は生き残れない。そこで彼女も転身をはかっていったのだろう。
神田うの「うのはUNO」ベストセラーズ

神田うの「うのはUNO」ベストセラーズ

結婚後は、夫がパチンコチェーン店や不動産を展開する日拓グループ社長ということもあり、彼女のセレブ生活は加速していった。冒頭で「隅田川の花火をヘリで観覧」とあるように、「ちょいちょい」ヘリを使って移動をしていると公言している。また、娘にはさまざまな英才教育をほどこし、一般人から見ると浮世離れしたような生活も垣間(かいま)見える。
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1300万円相当の窃盗被害でも「自慢するな」と批判されて
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