成猫も当然可愛いけれど、子猫の可愛さは別格です。嫌なことがあっても、落ち込んでいても、愛くるしい子猫の姿を一目見れば、私達はもうご機嫌。子猫の癒しパワーは、人類のメンタルを救うでしょう。 間違い探しにも、子猫達が参入です。「毛糸ねこ」には、今にも毛糸玉で遊びだしそうな子猫が5匹。全員が困ったちゃんな顔をしているのも、心がくすぐられますよね。 間違い探しなんかどうでもいいから、今すぐ子猫を抱きしめたい！そんな欲求もわいてきそうですが、ここはひとつ冷静になって、脳トレに励んでください。可愛いふりして、高難度なのがわかります。 本書には、猫達が繰り広げる間違い探しが60パターンも載っています。どれも可愛いのはもちろん、おとぼけポーズだったり、いたずらをしていたり、季節のイベントを演出していたり、実にさまざまです。 猫を飼っている人も、そうじゃない人も。すべての人が、和（なご）やかに楽しめる一冊です。 ＜文／森美樹＞