実家の食堂を手伝う世話好きの高校生・山菅龍司と、過去に同性が好きであることを嘲笑され、恋をあきらめかけていた転校生・海堂天。そんなふたりが少しずつ惹かれあっていく様子を描いた『君となら恋をしてみても』がドラマ化。 MBSドラマ特区枠にて10月5日より放送される。 女子SPA！では、龍司役の日向亘と、天役の大倉空人（原因は自分にある。）にインタビュー。撮影中の思い出や、大人女子へのセールスポイントを教えてもらった。 ――今回が初共演のおふたり、お互いの第一印象を教えてください。 大倉：身長が高い上に、このビジュアルなので、おとなしいクールな方なのかなと思っていました。 日向：僕は今話題のアーティストということで「イケイケな方なのかな」って思ってました。でも、会ってみたらすごく丁寧で腰が低くて。好感度がぐんと上がりましたね。 大倉：ありがとうございます（笑）。 ――印象は変わっていきましたか？ 日向：撮影が進むにつれて「周りに気配りができる方なんだな」とか、「空気を読める人なんだな」と思うことがとても多かったです。よく僕のことを褒めてモチベーション上げてくれるんです。良いところしか見つからなかったです。 大倉：僕のこともすごく褒めてくれてたけどね！（笑）現場を楽しんでいる姿や、スタッフさんと話して現場を盛り上げてる姿を見て、明るくて、たくさん話す人なんだなと感じました。人懐っこい部分もあるんだなと思いました。 ――具体的に、どんなことを褒めあったのでしょう？ 大倉：お芝居のことや、シーン全体を含めてのことなどでした。あとはキャラクター作り的なところでも、褒めてくださる部分が多かったので、すごく嬉しかったです。 日向：僕も、共演者の方にお芝居を褒められることってあまりないので、そこがすごく嬉しかったです。言ってもらえることですごく自信になったし、大事なものは残しつつ、もっと成長できるようにがんばろうと思いました。 ――撮影をしていて、急速に仲良くなった瞬間はありますか？ 大倉：2回目の本読みのときに、もう仲良くなってたよね？ 日向：あとは「今日は巻こうぜ」って盛り上がった日？ 大倉：あー！次の日の朝も早かったときね！ 日向：江の島でのロケって、本当に時間との戦いだったんです。僕らとスタッフさんの睡眠時間を確保するという意味でも、早く終わらせないとと思い、ミスをしないように頑張りました。 大倉：22時終わりで、翌日深夜3時集合だったんですけど、スタッフさんは僕らの集合よりも早いわけですから。 日向：そうそう！だから1、2時間巻こうって！ひとつのミスも許さないぞというお互いの強い気持ちが、一致団結していましたね。 ――なるほど。真夏の江の島ロケはたしかに大変そうですね。 大倉：そうですね、数日間の撮影でしたが時間をギュッとして、そこでいっぱい撮ったので。 日向：おいしいもの食べて、隙あらば観光しようとしたんですが、残念ながら時間の都合上もどらなくてはならなくて……という繰り返しだったな（笑）。海と夕陽がマッチした景色を撮影するシーンでも、人がたくさんいて大変だったんですが、本当にとてもキレイでした。 大倉：細道なんですけど、そこに階段があって、海があって、ちょうど細道の間に夕陽が来る瞬間があったんです。すごくキレイでした。