「ジルベール（＝竹宮惠子の伝説的漫画『風と木の詩』に登場する魔性の少年）みたいな美少年」といわれていたのに、会ってみたらめっちゃ普通の青年という設定のジルベール。美少年というか、間違いなく美青年である磯村ですが、登場した瞬間から“まさに！”その設定を体現しています。 小日向の愛を確認したくてワガママをぶつける様は、愛らしくてたまりません。ちょっとだけ、人よりも自分の欲望に正直に忠実に生きているように見えるジルベール。自分勝手にも見えがちな言動も、磯村がチャーミングな魅力へと昇華させており、惹きつけられます。season2でも、その微笑ましく、愛らしいジルベールを存分に見せてほしいと思います。 スペシャルや映画も素晴らしかったですが、毎週の楽しみになる連続ドラマに戻ってきてくれたことがとにかく嬉しい！ ぜひ、彼らの温かい日常に、肌寒くなる秋の心を癒されてください。 ＜文／鈴木まこと（tricle.llc）＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】