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「貯まらない人」に実は共通していた特徴。“大容量を買っておく”では節約できていない理由

 日々暮らしている「家」は、リラックスできて心地良い空間にしたいものです。  ですが、年齢や月日を重ねるとともに、物が増えたり気に入らない部分が見えてきたりして、小さなストレスが溜まってしまう、という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。  実は、部屋が片づいている人は家計管理も上手な傾向があると言われています。暮らし上手な人は、部屋にあるものの適正量を知り、ムダな買い物をしないからです。  気持ちの良い部屋で暮らせて、さらにお金も貯まったら、今よりももっと日々を機嫌よく過ごせるようになると思いませんか。
『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』

『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』

 今回は、雑誌『ESSE』で人気が高かった、ものの持ち方や捨て方、収納に関する記事のほか、暮らしをラクにする家事のやめ方の記事を1冊にまとめたムック本『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』から、部屋をすっきりとさせてお金も貯まる好循環のコツを紹介します。

片づけ上手は、お金上手?

『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』

※画像はイメージです(以下同)

 25年以上、さまざまなお宅を訪問して、家計相談を受けてきたファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん。  相談を聞いていくうちに、お金が貯まっている家には共通点があると気づきました。それは、「家の中が片づいている」ということだそうです。  家が片づいている人は、契約している保険など、なにか書類を出すときにもサッと取り出せます。  一方、家計管理が苦手な人は、お金に関する大切な書類でもあちこち探し回ることがあるのだといいます。 「部屋が片づいているというのは、決められた収納場所に適正量のものがきちんと収められている状態のこと。片づけられる人は、自分にとって必要なものと量がわかっています」(黒田さん)  ものの取捨選択をすることは、自分にとっての要不要の優先順位を決める訓練にもなります。片づけが苦手……という人に黒田さんがおすすめするのは、ものを「必要」「不要」「保留」の3つに分ける方法です。  具体的には、どんな片づけ習慣を身につけると良いのでしょうか。

お金が貯まる!片づけ習慣

『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』 整理整頓と貯蓄に必要な考え方は、実は共通しています。  どこから手をつけたらいいのかわからないときは「ものを増やさない」「必要なものの量や数を決める」という2点からスタートしましょう。  一言で「ものを増やさない」といっても、年齢が上がるにつれてものが増えていくのは当然です。  ですが、それらの要不要を見極めて、きちんと選別していけば、すっきりとした暮らしが目指せます。  選別のポイントは、まずは「供給を遮断する」ことです。  今以上にものが増えないように、無料でものをもらわない、安いからといってムダ買いしがちな100円ショップには出向かない、事前に買うものを決めて、用がない売り場には行かないなどのルールを決めましょう。 「無料」「安い」という言葉に飛びついてしまわないことが大切です。  また、必要であっても、毎日の暮らしのなかで実際に使えるものの量や数には限界があります。まずは、自分にとっての適正量を意識して、最低限の量で暮らすクセをつけたいところです。 「必要なものの量や数を決める」ためには、自分にとっての適正量を知りましょう。  人によって必要なものや量は違うので、誰かの真似をしたり、人と比べたりする必要はありません。  新しくなにかを購入する前には、自分にとって本当に必要かを考え、今あるもので代用し、工夫することを楽しめるようになるといいですね。  最終的には、本当に必要なもの以外は手放していけると、片づけ習慣が身についたと言えます。
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これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!

これからの人生はもっと身軽に!
適正量のものと家事で心地よく暮らす。


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