ここからは「シリコーンシート付きミニセイロ」に添付された使用上の注意にしたがって、肉まんを蒸していきます。 まずは、「シリコーンシート付きミニセイロ」を軽く湿らせ、水分を十分に馴染ませてからスタート。 ※初めて使うときは、セイロを鍋にセットして、全体に蒸気が行き渡る程度に蒸す“空蒸し”をするといいそう。 準備ができたらフタを開けて、シリコーンシートを敷いた上に市販の肉まんを乗せます。84gほどの肉まん1個でギリギリ、ぴったりサイズです。 あとは、水を沸騰させた鍋に蒸し板（鍋や蒸し板は、ご自身で用意してください）をセットし、その上に「シリコーンシート付きミニセイロ」を乗せて、蒸すだけ。 ※鍋やフライパンに蒸し板を乗せるほか、セイロ専用鍋を使う場合など、使用する器具の取扱説明書にしたがって調理すること。また、「シリコーンシート付きミニセイロ」を2段以上重ねて使用すると、蒸しムラができるのでおすすめではないそう。 蒸し料理は、火加減をさほど気にしなくてもいいところが楽ですよね。そのまま待つこと、5～10分。 火傷に気をつけながらセイロを鍋から下ろして、フタを開けると…蒸気がモックモク！ 調理前の肉まんと比べると、ややボリューム感が増したような。生地に触れると、ふっくら柔らかくてホクホクしています。食べてみると、水っぽさはなく、ちょうどいいモチモチ具合い。あんも、パサつきがなくジューシーな仕上がりです。 一方で、電子レンジで30秒加熱した肉まんはというと、生地表面がちょっぴり硬く、ボリューム感は少なめな印象。 もちろん、これはこれで美味しくいただけるし、忙しいときには大助かり！ ただ、点心のふっくらジューシーさをより堪能したいときは、時間も手間もかけて蒸したほうが個人的には好み…かも。 しかも、肉まん1個というお腹にちょうどいいボリューム分だけ蒸せる＆食卓に並べたときの見た目が映えるところが高ポイント！ 手軽に飲茶気分を楽しめちゃうのです。 使用後は、水気をよく拭き取り乾燥させて、直射日光を避けたところで保管すれば繰り返し使用可能。ミニサイズで場所を取らないし、肉まんのほかにも1人分の野菜や肉、魚、焼売なんかも蒸すことができて、使い道いろいろ。 気になった方は、店舗や公式通販サイトをチェックしてみてくださいね。 ※詳しい使用上の注意は、商品のタグやWEBサイトに掲載されています。 ＜文・撮影／高木沙織＞