「バランスボード」を使ったトレーニングでは、腹直筋や腹斜筋、背筋、大腿四頭筋（前もも）、臀筋群を鍛えることができるそう。 ここからは、「バランスボード」のパッケージ裏面に掲載された使い方を参考に、トレーニングをしていきます。 はじめは、立った状態で基本のトレーニングから。床に置いた「バランスボード」の上に、片脚ずつ乗ります。両脚を乗せたら、できるだけディスクのふちが地面につかないように、前後左右に重心を移動。 これは、まだまだ余裕！ 足裏をボード面にしっかりと接地させて、集中力を高めると、重心移動のコツをつかみやすくなります。 高さも6.8cmと低めなので、不安定さに対する恐怖心も少なく、安心して使えるところが◎。 ※転倒して怪我をする恐れがあるため、最初は壁や柱につかまるなど、自分の体力に合ったトレーニングを心がけること！ 続けて、応用トレーニングにも挑戦。「バランスボード」の上に立った状態で片方の脚を上下させ、お尻のトレーニングをします。 脚を伸ばした状態で、ゆっくりとうしろに上げ下げ。お尻にしっかり効いています。 さすが応用編だけあって、グッとレベルが上がった感じ。脚の上げ下げに合わせて軸がグラグラするのだけど、バランスを取ろうとすることでお腹や背中、脚の筋肉も使われているのがわかります。 次は、椅子に座っておこなう基本のトレーニングです。椅子の座面に「バランスボード」を置き、その上に座ります。 体幹を意識しながら、ただ座るだけ。トレーニングとしては優しめですが、姿勢を正さないと安定しないので、自然と骨盤が起きたいい座り姿勢を保つことができる印象を受けました。 ここでも、応用トレーニングに挑戦してみましょう。椅子に置いた「バランスボード」の上に座り、片脚ずつひざを伸ばすトレーニングです。 ひざを伸ばし、脚を床から持ち上げた姿勢でつま先を天井に向けたら、5秒キープ。リズミカルに脚を上げ下げするのも効きますが、静止するver.では太ももとお腹にグッと力を入れて姿勢を保つため、なかなかハードです。 最後は、筆者が好んでおこなっているハイプランクのトレーニング。 手の下に「バランスボード」を置くことで、体幹部分への負荷が格段にUP。胸や肩まわりの筋肉にも効いてくるので、上半身の姿勢改善にも効果を期待できそう。 汗が付着した場合、乾いた柔らかい布で拭き取ったあとに陰干しをすれば、繰り返し清潔に使うことが可能です。 おうちトレーニングをする・続けるためには、“省スペース”で“気軽にできる”ことに加えて、“効果を実感できる”ことが大事になってきますよね。「バランスボード」は、それを叶えてくれるトレーニンググッズなのではないでしょうか。 気になった方は、エレコム公式サイトをチェックしてみてくださいね。 ※詳しい使用方法や注意点は、パッケージにも記載されています。 ＜文・撮影／高木沙織＞