――実際に「きらきら、あおい」1巻を読んだ人からは、どのような感想がありましたか?
ito「現役高校生から『初めて彼氏ができて、同じような段階を踏んでいます』というようなお便りをいただいたり…、あとは親世代からも反響がありました。『もうすぐ高校生になるので読ませたい』と言ってもらいました。
他にも、『娘との関係を考えるきっかけになった』というようなコメントもありました。そういう感想は本当に嬉しいです」
――1話の最後に「10年日記」というキーワードが出てきますね。主人公が紙の日記を書いている様子がたびたび描かれていますが、「日記」に着目した理由などありますか?
ito「私自身が元々、日記をつけるタイプだったんです。高校生の頃の日記を読みながら『こんなこと考えてたな〜』と、思い出しつつストーリーを考えたり描いたりしています。
それに、主人公の本音を客観的に描くには、日記というアイテムは便利だなと思ったんです。この漫画の打ち合わせの初期から、『日記』というのはキーアイテムとして出したいと思っていました」
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<取材・文/まなたろう>
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きでコーヒーソムリエ資格取得。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。