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女子高生の初恋を描いた漫画が「尊い」と10万いいね!の大バズり。InstagramとXでちがった反響も

初心な恋愛が進展した先を描きたい

――1話目を読んで、とにかくふたりの初々しさが尊くて胸がキュンとしました。このような、初心(うぶ)な初恋の物語を書こうと思ったのはなぜでしょうか? itoさん(以下、ito)「1話目は初心な内容になっていますが、本当に描きたいのは、ふたりの関係が進展したその先にあります。 物語の“つかみ”として、主人公に感情移入してもらうために、最初はこのような初心なストーリーにしました。 初めての恋愛が実った時は、『絶頂』と言えるくらい幸せですよね。でも描きたいのは、その先にある現実的な関係性なのです」

バズってフォロワー数20倍に!

――X(旧Twitter)で「10万いいね」がつくなど反響がすごいようですが、バズった時はどのような感じでしたか? ito「バズったのが、ちょうど1巻の発売日のお昼だったんです。ちょうど編集の方と一緒にいて、『すごいことになった…』と騒いでいました。こんなことになったのは初めてだったので、手が震えました。 でも、あまり舞い上がり過ぎないように『今後につながらないと意味はない』と自分に言い聞かせて、少し冷静に考えるようにしました」 ――バズったことで何か変化などはありましたか? ito「フォロワーが500人くらいだったのが、約20倍に増えました。『ツイートを見て1巻を買いました』という声もいただいていて、ありがたいです。 元々、Instagramをメインに漫画やイラストをアップしていたのですが、今回XでバズったことでInstagramとは違う層に届いたように感じました。 インスタでは漫画と同じ世代の高校生からの反響などがあったのですが、Xでは40代くらいの男性などからのコメントも見かけます。インスタでは『わかる〜』などの共感コメントが多かったりするのに対して、Xでは『まぶしすぎる!』とか、また違う感想が聞けて面白いです」
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日記をキーアイテムにした理由
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