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「相手の年収400万でもいいのに…なんで結婚できないの?」32歳女性のカン違い。自分は年収300万

結婚相談所、勧誘のおそろしい罠

美香さんは29歳の時にマッチングアプリを始めました。そのときはいろんな男性から「いいね」が来て、実際に会ったこともあるそうです。でもメッセージは面倒くさくて疲れてくるし、それを乗り越えて会ってもお互いに“違うな”という空気のまま解散。自分からは誘わないし誘われもしない……ということを数回繰り返しただけだったそう。 マッチングアプリある日ネットでマッチングアプリでうまくいくコツを調べていた彼女は、「アプリは結婚願望があまりない男性もいるから、独身証明書を提出している結婚相談所の方が確実」という情報を見つけます。それから大手の結婚相談所の無料相談会に行きました。 相談所で「男性の希望条件はございますか? 美香さまとお互いの希望条件に合う男性が弊社の会員ネットワークにどれだけいるか、調べることができますよ」と言われました。ですが今まで「いいね」が来る男性の中から仕分けをしていた彼女は、条件といってもピンときません。

どんな男性がいいのか聞かれて、希望条件が増えていく

「お相手の年収の希望はどれぐらいなどございますか?」 「よく分からないんですけど、普通はどれぐらいの年収なんですか?」 「そうですね。年収500万円以上でお相手を探す女性が多いですよ」 「じゃ、私もそれで」 美香さん本人の当時のスペックは<31歳、専門学校卒、埼玉県在住、身長162cm、体重48キロ>。相手の希望条件は<年齢28~39歳、専門学校卒以上、年収500万円以上、一都三県在住、身長165cm以上>に設定したそうです。条件を入れて「検索」ボタンを押すと、数百人という数字が画面に表示されました。 「これは美香さまの希望条件に合致して、なおかつ美香さまのような女性を希望している男性の数です」 こんなふうに言われて、これだけいるのなら一人ぐらい両思いになる男性はいるだろうと思ってしまった美香さんは、そのまま入会を決めたのでした。
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自分がこんなに不利だなんて知らなかった
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