「相手の年収400万でもいいのに…なんで結婚できないの?」32歳女性のカン違い。自分は年収300万
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
これまで相談に乗ってきた1000人以上のうち、4割ぐらいが「一度もお付き合い経験がない女性」。そして筆者自身も20代まで、化粧もせず髪もボサボサの“完全なる非モテ”でした。一念発起して自分を変え、皆さんにアドバイスしてきた経験から、恋愛・婚活に役立つリアルな情報をお届けします。
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32歳・実家暮らし、自称“普通女子”の美香さん(仮名)は現在、婚活歴3年目。「婚活を頑張っているのにうまくいかない」とご相談にいらっしゃいました。美香さんがうまくいかない最大の原因は高望みです。ただ、ご本人は気が付いていませんでした。
「そんなにハイスぺじゃないと嫌なんて思っていないですよ。私は高望みじゃないと思う。年収400万円台の男性とも会ってますよ」とおっしゃるのですが、美香さん自身の年収は300万円台だそうです。
婚活コンサルタントの仕事をしていろんな方とお会いして感じるのが、例えば<有名大卒で29歳・年収700万円一人暮らし>の女性も、<“非”大卒で32歳・年収360万円事務職・実家暮らし女性>も「自分は普通のアラサー」と思っているケースが多いということです。
前者と後者は生活圏があまり交わらず、友達になることもありません。進学と就活のフィールドも異なり競合にはならないのです。でも、アラサーでパートナーがおらず恋人や結婚相手を探そうとなった時に、初めて同じフィールドに立ちライバルになります。
そして、前者も後者もNG要素のないバランスがいい男性を「普通の男性」と感じ「会ってみようかな」と思います。女性たちが会いたい男性は、ごく一部に集中。この「会いたい」の温度感だって「会ってもいい」ぐらいのかなり上から目線の女性も含まれます。
ライバルがいることを頭で分かっていても、せいぜい自分より数歳若い女性ぐらいしか想像できない。なぜかと言えば、身近にいて実際に会ったことがあるような女性しか、イメージできないためです。