アメリカの球場や映画館では広く普及している、フードトレイとドリンクタンブラーを合体させたアイテム。いかにもアメリカンなデザインや発想に、密かに憧れていた人は要チェックです。 まずは、下段のタンブラーに麦茶を。実容量900mlなので、たっぷり注げちゃう。 フードトレイには、スナック菓子1袋、大きめのクッキー1枚、ドーナツ1個、スティック状のチョコ菓子4本が余裕で収まる！ ここぞとばかりに好きなものをてんこ盛りにしていくと、沸々とテンションが上がりはじめて楽しくなってきます。 盛り付けが済んだら、タンブラーの上にトレイを乗せてセット。 平らな場所にタンブラーを置いたら、トレイをカポッと乗せて軽くはめ込むだけでOK。ポイントは、食べものの重さが偏らないようにバランスよくトレイに盛り付けることくらいでしょうか。あとは仕上げにストローをさせば、準備完了。 空の容器を見ただけでも大きいなと思っていたけれど、いろいろと盛り付けてみるとより存在感が増します。 さらに、テーブルから持ち上げてみるとズシッとした重量感。それを含めて、気分は最高潮です。何がいいって、やはり見た目でしょう。チラッと顔を覗かせるクッキーやドーナッツ…。子ども時代の夢や憧れが叶った多幸感と、禁忌を破った背徳感に包まれます。あ、フードはポップコーンだっていいんですよ？ 気になる使い勝手はといったら、ドリンクを飲むためにフードトレイを置いて、タンブラーを持ち直して…といったちょこちょこした動きがいらないところが秀逸。片手で持ったまま、反対の手でスナックをつまみ、ストローを口に近づければドリンクも飲める。ドリンクは500ml以上たっぷり注いでいるので、映画の途中で注ぎ足しに立つ必要もナシ。 ※温かい飲みものを注ぐと、タンブラーが熱くなることがあるので注意。 一瞬、ズボラの極み…という言葉が脳裏をよぎりましたが、手の無駄な動きを省き、映画への集中力を高める素晴らしいアイテムだと全力で肯定します。 1人でアメリカンな気分に浸りながら映画を楽しむもよし、ホームパーティーでもウケそうだし、アウトドアに持ち出すのもアリ。 食洗機は使用不可だけれど、食器用洗剤で洗って繰り返し使うことができます。強いて言うなら、ストローが洗いにくいので替えが欲しいかも。気になった方は、店舗をチェックしてみてくださいね。 ※使用上の注意は、タンブラー底面のシールに記載されています。 ＜文・撮影／高木沙織＞