マイさんのマッチングアプリの写真は同僚の結婚式に参加した時の集合写真を拡大したものでした。だからお化粧こそしていますが、結婚式の写真だというのにあまりかわいくはありません。さらに集合写真を拡大しているので画像が粗いダメ写真です。

女性の場合、マッチングアプリは顔写真を載せてさえいれば、
ダメ写真でも「いいね」はさばききれないほど来ます。そのため、自分が本当はさほど人気がないと気付けない方が多いです。マイさんも、他の女性と写真で比較検討されるマッチングアプリの中では、はっきり言ってかなり劣る写真でした。
「
これだと暗そうに見えるし、あまりかわいくないですよ。メイクも習って写真撮りなおそう。いいねは来てるかもしれないけど、他にもっとかわいい女性が登録しているから、マッチングアプリの中では人気がない方だよ」
こう伝えて、今のアプリはいったん退会してもらいました。
なぜわざわざ退会するかというと、マッチングアプリは新規登録時が一番注目されやすいため、写真を撮りなおしたら新しい写真で新規登録する方がより人目に触れるからです。
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製造業で働くマイさんは車通勤で、職場では作業服を着ているそうです。お化粧が禁止されているわけではないものの、オシャレをしていく雰囲気の職場ではないとか。
でもマッチングアプリでは、そんな
“普段は作業服の会社員”と、“名古屋の栄でオシャレして働くキラキラOL”が同じ土俵に立って比較検討されるのです。
メイクを習うことについて、「デートの時はちゃんとお化粧しているのに、
わざわざお金払って習わないとダメですか?」とマイさんは疑問を投げかけてきました。