東京育ちの妻が、田舎の夫の実家で“古風なお正月”になじめなかったワケ/義実家・家族人気記事BEST
ゲームとは羽根つき大会だった…
そして夫と義両親、親戚の子供まで皆とても羽つきが上手く、ハラハラするラリーの応酬を繰り広げていた事から、幼い頃からかなりの練習を重ねてきたんじゃないか?と思いました。
「ついに私の番がきて、7歳の女の子と戦ったのですが…ボロ負けしてしまって。バドミントンならした事がありましたが、羽つきとは全然違いますね」
今時こんな罰ゲーム、ホントにやるんだ?
「やった事のない羽根つきなんて負けるの当たり前だし、よってたかってこんな恥ずかしい目に遭わせるなんて!」と早希さんが文句を言うと、「たわいのないお正月の遊びなんだから、適当に合わせろよ」と全く引かない夫。大喧嘩になってしまいました。
「驚いて様子を見に来たお義母さんの悲しそうな顔が辛かったですが、怒りが収まらない私はNを置いて先に東京に帰ってしまったんですよ」
そこまで怒らなくても…という気もしますが、夫の親戚の中で一人なじめないのがしんどかったのでしょう。
その後、帰ってきた夫と話し合い仲直りをし、義実家の両親にも電話をして謝りましたが…次のお正月の事を考えると不安な早希さん。
「もう二度としたくないんですよ、羽根つきなんて。コロナを理由に帰るのやめられないかな?なんて考えています」
―年末年始のトホホエピソード―
<文&イラスト/鈴木詩子>
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