ここからは、「蓄熱式湯たんぽ」を使ってみた感想をレビューしていきます。 準備はとても簡単。 平らな場所（まわりに燃えやすいもの・熱に弱いものがないかを確認！）に湯たんぽ本体を置き、コンセントカバーを開けます。そこに、蓄熱用電源ケーブルのプラグを奥までしっかり差し込めば、あとは温まってくれるのを待つだけ！ ※蓄熱方法に関する安全上の注意は、別紙参照。 わずか2分ほどで表面がほんのり温かくなってくると、ポコポコとお湯を沸かしているときのような音が聞こえてきます。さらに時間を置くと、シューッと鳴りだし、蓄熱ランプの赤いライトが消灯。10分強で蓄熱完了です。音が鳴るのは故障や異常ではないそうですが、蓄熱中は絶対に湯たんぽから離れないこと！だそう。 ※室温等により、蓄熱時間は変動します。 本体は、手で直接触れても「アチッ」とならないほど良い高温。とはいえ、直に触れ続けていたらさすがに熱そう。それが、保温カバーで包むといい塩梅になるんですよ。 モフモフ越しに、ほんのり・じんわり温かさが伝わってくるんです。これが良いなと思った理由2つめ。 ひざやお腹の上にポンと置くと、まるで猫！ 我が家の愛猫がひざ乗りしてきたときの、優しい温かさに酷似したポカポカ具合いがクセになります。 ※湯たんぽ本体は、必ず保温カバーに入れて使用すること。 「蓄熱式湯たんぽ」は持ち運びに便利なコードレスタイプなので、デスクワーク中はひざやお腹の上、あと腰のうしろに置いて使うと、心なしか腰痛が緩和されるような気がします。腹痛や生理痛のときも、役立ってくれそう。 寝る前、布団の中に仕込んでおいてもいいし、水仕事で手が冷えたときは、ハンドウォーマーポケットにスポッ。足湯ならぬ手湯気分です。 湯たんぽの上に手、その上に厚めのモフモフ保温カバーがかかっているので、ほほを預けてひと休み（短時間）……なんて使い方をするときも。これには、思っていたよりも使えるシーンが多い印象です。 ※使用時に熱くなりすぎるのを防ぐ温度過昇防止装置が付いていますが、低温火傷には注意！ 仕事部屋で使ってみたところ、蓄熱完了から4～5時間くらいは余裕でポカポカ。短い蓄熱時間で長時間温かいのも推せる理由ですね、優秀！ 何度も蓄熱しなくていいのも嬉しい。 湯たんぽ本体の汚れは、冷めているのを確認後、乾いた柔らかい布で拭き取りOK。保温カバーは、中性洗剤を使って洗濯可能です。 温かいモフモフを抱いていると、癒しの効果も得られちゃう。同シリーズにはLサイズの商品もラインナップしているので、気になった方は店舗や公式通販サイトをチェックしてみてくださいね。 ※詳しい使用方法や安全上の注意は、取扱説明書に記載されています。 ＜文・撮影／高木沙織＞