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「もう疲れた…」理想のハイスペ婚を叶えた31歳女性、結婚後に突きつけられた思わぬ落とし穴

家事・育児に非協力的な夫

子ども 泣く結婚して1年が過ぎた頃、恵子さんは妊娠。しかし、つわりで倒れ込む恵子さんがいるにも関わらず、夫は仕事が忙しくてなかなか家に戻らない生活が続きました。 結局、恵子さんは実家に戻って、母親に看病してもらうことに。 出産後も夫は家事・育児には非協力的で、家にいる時間はほどんどなかったそうです。 幸い、恵子さんは実家の近くに住んでいたため、母親から助けを受けられたそう。「もし、実家が遠かったらと思うとワンオペ地獄だったと思うので、本当にゾッとします」と、恵子さんは語ります。 そこから1年後、恵子さん夫婦はローンを組んで一軒家を購入。家の頭金の一部は、恵子さんの母親と、夫の両親がそれぞれ工面してくれたと言います。

出産後に、まさかの転勤宣告

そこから、さらに1年が過ぎた頃、夫は会社から転勤を告げられたそうです。 結婚した頃は、確か「転勤するか否か、転勤の希望先は、会社に申告できる」と彼は言っていたはず。恵子さんは不審に思ってそのことを伝えると、夫は「一応、転勤の希望は伝えられるけど、必ずしも希望通りになるとは限らない」と一言。 夫の話によると、出世コースの男性はいろいろな現場で経験を積む必要があるため、3~4年おきに転勤するケースが多いそうです。 夫自身も最初は「家族のためにも、転勤しない方がいいかもしれない」と思っていたものの、同僚がどんどん出世する姿を見ていくにつれ、いてもたってもいられなくなったとのこと。夫の話を聞き、もしかしたら「自分から転勤したい」と申告したのかもしれないと、恵子さんは言います。 思い起こせば、家を建ててから恵子さんの母親が頻繁に顔を出すようになりました。孫の顔を見たいということもあったのかもしれませんが「頭金の一部を出した」「近くに住んでいる」という想いもあったのでしょう……。 どうやら、当たり前のように家に来る母親の姿に、夫はあまりいい顔をしていなかったのだとか。もしかしたら「居場所がない」と感じた夫は、自ら単身赴任の道を選んだのかもしれません。
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幸せを感じられない日々
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