今年のスタバ「桜グッズ」がなんだか不評なワケ。オンラインで唯一即完だったグッズからわかること
初日即完売の理由は?
食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。
スタバでもっともはなやかな季節がやってきました。それは、一足先に春気分を楽しめる「SAKURAシリーズ」。中でも桜モチーフのグッズは毎年即完売となるほど大人気になっています。そして今年も2月15日からオンライン先行で桜グッズが登場しました。
ところが、X(旧Twitter)上での反応を見てみると、「デザインが微妙」「全然キュンとこなかった」「パステルカラーじゃなくてビビットカラーかぁー」といった具合。いったい、何が起こっているのでしょうか……。
そこで今回は、SAKURAシリーズ第1弾をリアルにリサーチ。一部で不評の声が上がった理由や、オンラインで唯一即完売となったアイテムの魅力を検証しながら、スタバマニアから見た“オススメしたい2つのトピックス”をご案内したいと思います。
今年のSAKURAシリーズのコンセプトは「CHEERS to SAKURA」。今年こそは思いっきり笑ってお花見を楽しもうというメッセージが、グッズのデザインにわかりやすく表現されています。
わかりやすいのは、「SAKURA2024マグカラフルペタル355ml」(2450円)。ビビッドカラーで彩られた桜の花びらが大胆に描かれ、縁のゴールドカラーがアクセントになっています。
一言でいえば、派手。ここ数年の桜デザインの中でも非常にインパクトのあるデザインでしょう。他のタンブラー類やリユーザブルバッグを見ても同様で、トレンドのパステルカラーとは対極にあるようなパキッとカラフルな桜が店内中で満開になっています。
これらのデザイン、個人的には好きではありますが、もうすこし冷静にとらえてみると、日常にしっくり溶け込むような淡い色味ややさしい柄が好まれる今の時代には、好みじゃないと感じる人が出てきてもおかしくはありません。
お花見を楽しもうというメッセージが表現されたデザイン
やさしい色・柄が好まれる時代には、派手すぎる?
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