
「子ども関係のイベントがあるたびに、義母に言われる通り義兄家族にお祝いを用意していたのですが、年末に義実家に集まった際に『実は3人目を妊娠してます!』と義姉からの発表がありました。
素直に『おめでとうございます!』と伝えると、『美里ちゃんたち夫婦はお祝い大変になるわねぇ』と冗談交じりに義母に言われ、ドン引き。そして家に帰ってから夫に私の胸の内を話したんです」
美里さんは『お祝いの金額を一方的に指定されて、それを当たり前だと思われていることに複雑な感情になった』と話してくれました。
「夫には、『甥っ子の誕生日はもちろんお祝いしてあげたいけど、入園祝い、クリスマスなど全ての行事ごとのお祝いを私たちがやってあげなくても良いんじゃないかな?』と話したんです。
お祝いは気持ちなので、渡したいタイミングで渡せばよいと思うし、我が家にはまだ子どもはいないのに毎年当たり前のように甥のお祝い事のタイミングで義実家に招かれます。
『ありがとう』とは言ってもらえますが、義兄夫婦は私たちから毎回プレゼントがあるていで子どもたちに話しているようで甥からも『〇〇ちょうだい』などと言われることも……。
夫からは『美里は損得感情が強すぎる』と言われてしまい、夫は『こちらに子どもが居る居ない、お返しがないなどはまったく関係ない。お祝いしたいからあげたい』という考え方なようです」
言っていることは分かるものの『これをずっと続けることが金銭的に現実的ではない』と思っていたため、この話をするたびに言い合いになってしまうこともあり、この手の話題は次第にタブーになっていったそうです。