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「老後は地元に移住する!」と豪語する夫にガッカリ。長年連れ添った妻の本音

悩む

※写真はイメージです(以下、同じ)

男性は、生まれ育った場所への想いが強いと聞きます。 吉田道子さん(仮名・45歳)の夫は15歳年上。 今は神奈川在住で東京に勤務している夫ですが、結婚当初から「老後は地元に帰ってのんびりしたい」と言っていたそうです。

悠々自適なセカンドライフ

「わたしは田舎の不便さに嫌気がさし、都会に憧れて首都圏に出てきたので、二度と田舎には住みたくない、ましてや土地勘のない場所なんてまっぴらごめんだと思い、住むなら夫ひとりでどうぞ、と言っていました」 夫はそれでも地元に帰りたいと言い続けており、定年後は地元に家を借り、夏だけそちらに住んで、厳しい冬はこちらにいる、悠々自適に過ごすのだ、と思いを熱く語っていました。

いざ定年が近づくと…

結婚してしばらくは、威勢よく「老後は地元に帰る!」と豪語していたのですが、15歳年上の夫が、徐々にリアルな定年に近づいてくると、あまり移住について話さなくなりました。 その代わりにときどき「田舎って病院少ないから大変だよなぁ」とか「今は映画を見たければすぐに行けるけど、田舎だと映画を見に行くだけで一苦労だよなぁ」など、田舎だとできないことについて口にするようになりました。 どうやら年齢的に現実味が帯びてきて、田舎に移住したときの不便さに気づいてきたようなのです。
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妻の本音は?
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