「老後は地元に移住する!」と豪語する夫にガッカリ。長年連れ添った妻の本音
夫の考えの変わりように妻は?
「よく老後は田舎でのんびり、という人がいますが、わたしは老後こそ都会に住むべきだと思うんですよね。足腰も弱くなり、車の運転もおぼつかなくなります。田舎は車がないとどこにも行けないことも多いし、医療機関もさほど多くない。ずっとそこの場所に住んでいれば慣れていると思いますが、歩いてすぐの場所にお店や駅があったり、福祉サービスも手厚く、医療機関も充実しているところに住んでいたのに、老後にそれがなくなると、生活自体が困るんじゃないかと。それは夫にも伝えていて、だからわたしは田舎には移住したくないと言っていたんです」
初めはそんな吉田さんの主張に耳を貸さなかった夫ですが、だんだんそれが本当のことだと分かったのか、今ではすっかり田舎に移住の話題が出なくなってしまったそう。
妻の本音は?
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako
連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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