イイ感じだった年下男子と10年ぶりに再会したら“セクハラおじさん”になっていた!居酒屋の女性店員に…
誰だって、忘れられない恋愛ってあるのではないのでしょうか。なかでも年下男子との淡い思い出は、美化されがち。今回は、都内で会社員をしている奈津子さん(仮名・38歳)に話を聞きました。
「もともと、ジャニーズや2.5次元ミュージカルの俳優みたいな可愛い系の男子が好きだったんです。でも、身近になかなかいなくて……。そんな時に、新入社員として6歳年下の翔太君(当時22歳・仮名)が入社してきました」
10年前は、奈津子さんは28歳。IT企業でプロジェクトチームのリーダーを務めていた奈津子さんの部下として、翔太さんは配属されました。
「翔太君は地方出身だったので、東京のことも不慣れでした。毎日、コンビニのおにぎりやカップ麺で夕飯を済ませているというので、残業後に一緒にご飯を食べに行ってから親しくなったのです……」
しかし、奈津子さんも上司という立場のため、恋愛感情を持たないように気をつけていました。
「仕事帰りに一緒に飲み行った時に、カウンター席に並んだんです。そうしたら肌もツヤツヤで、童顔フェイスだったのもあって実年齢よりも若く見えました。正直言って、ものすごくタイプ。
お店を出た後に、お酒の勢いでいい雰囲気になり、ついキスしてしまったのですが、そこから翔太さんから休みの日に『会いたい』という連絡が来るようになり、つきあうようになりました」
ドラマのような展開に浮かれてしまったという奈津子さん。結婚も考えてしまうほど、翔太さんにのめり込んだという。
「社内恋愛だったの、周りにばれないように会社では必要以上に喋らないようにしていました。彼が先に帰る時には、『どこに行くのかな』って気になったりして仕事も手につかなくなっていました」
しかし、奈津子さんは翔太さんと同期との会話を聞いてショックを受けます。
「どうやら、早く仕事を終わらせて、合コンで知り合った女性と会っていたようなのです。
まだ若いのでほかの女性と遊ぶのは仕方ないと思うのですが、社内で私とのつきあいは隠しているのに、周りに合コンで知り合った子の話をしているのに失望しました。翔太君は彼女との恋愛関係を否定しましたが、私の方から別れました」
ほどなくして、奈津子さんは転職。すっかり翔太さんのことも忘れていましたが、コロナ禍が明け、10年ぶりに昔の職場のメンバーで飲み会をすることに。もちろん、出席者の中には、翔太さんの名前もあったといいます。
ドラマのような年下男子との社内恋愛
職場の同僚と合コン三昧!自分との恋愛は極秘
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