Fashion

「服を捨てなければよかった」“片付け本”流行に乗った後悔の声があちこちから出る理由

今後悔しているのは、捨てなかったことではなく、捨てたこと

長く着られる見本のようなジャケット 実は私も、後悔していることがあります。それは20代の頃買った、ヨウジヤマモトのウールギャバジンのスーツを捨てたこと。  合わせるインナーも買ったので、コレクションで発表されたものと全く同じルックを持っていました。あれをギャバジンが光ったぐらいで捨てなければよかった。  将来的にヨウジヤマモト展があったら、飾られたかもしれないルックです。私は今、捨てなかったことではなく、捨てたことを後悔しているのです。 <文/小林直子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。
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