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『ゴールデンカムイ』でも話題の元メンノンモデル33歳俳優、スゴい瞳の秘密を直撃

「弾けねえじゃん」と思われるのはダサいと

『バジーノイズ』――音楽をやってみようかなという気には。 柳「なりました。監督にも“ベース買います。続けます”と言ってたんですけど、でもやらなかったです(笑)。 今でもやりたいんですけど、今回は、“この曲をやらなきゃ!”というのがあったからできたけど、ピアノとかギターとかだったら弾いて自分で歌ってとかもできるけど、ベースってだいぶストイックだと思うんですよ。 ひとりでやるには。だからバンドを組むとか、なにかモチベーションがないと。誘われたらもしかしたらって感じですね」 ――今回の一カ月半は、すごい集中力だったんですね。 柳「やっぱりプレッシャーがありました。こいつ全然弾けねえじゃんと思われるのは一番ダサいと思ったので。そこは突き詰めました。性格的に追い込まれないと宿題もやらないタイプなんです。テスト勉強とかも、“あれ、もう2日しかねえじゃん!”となってやる、みたいな」 ――ちなみにバンド自体は、性格的に向いてそうですか? 柳「結構いけそうだと思いますけど。ずっと昔から一緒にいる友達が多いし。ただそこに音楽や仕事が絡んでくるとまた違うのかもしれないけど。でも割と合っているほうなんじゃないかなとは思います」

役作りで大事なのはあくまで“感情”

――ところで、今回の作品もコミックの実写化(原作:むつき潤)ですが、今年は『ゴールデンカムイ』での二階堂役もすごかったです。これまでにたくさんのジャンルでいろんな役を演じてきましたが、役によって瞳だけでも全く違った人物に感じます。役作りされる際に、たとえば鏡で自分を映して客観的に見たりはするのでしょうか。
柳「鏡を見るといったことは全然やらないです。これからもしかしたらやることもあるかもしれないですけど、これまではないです。感情に任せているので。 自分の場合は、鏡を見て表情を優先してしまうと感情がついていかない気がして。表情の作り方とかを考えると、アクション性が高くなっちゃう気がするんです。大きくパッパと。そうやって作っていないもののほうが、自分自身は面白いんじゃないかなと思うので」
――ではあくまでも二階堂兄弟のあの瞳も、感情の中から出てきた結果なんですね。 柳「そうですね。もちろん動きのある程度の計算はありますけど、それがどういう風に完成しているのかは、出来上がりを観るまでは自分自身分からないです。だから見え方がどうというのではなく、感情を優先しています」
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