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「裸に見える」と騒がれたNHK中川安奈アナの服選びは、マズかったのか?スタイリストに聞く

パリオリンピック開会式の中継で、白いジャケットに合わせたべージュっぽいインナーが「裸かと思った」と物議を醸してしまったNHK中川安奈アナ。中継シーンの写真はないのですが、「NHKの峰不二子」と言われるほど美ボディの中川アナが着るとニットのインナーはピタピタに見えて、目のやり場に困った……などとネットは騒然でした。 あのチョイスはマズかったのか? 正解だったのか? スタイリストの大日方理子さんに聞きました。(以下、大日方さんの寄稿)

選手を応援する「金色」のニットだったのでは?

インナーはベージュのニットと言われているみたいですが、選手達を応援するつもりで選んだ「金色」のニットではないかと私は思います。 NHK地方局のアナウンサーさんなら私服で番組に出演というパターンもあるかもしれませんが、オリンピック中継のような注目を集める番組にスタイリストがつかないわけがありません。黒、紺、グレーなど暗い色味はこのような華やかな場には向かないので、今回衣裳として考えられるのは、白、赤、金色の3色。 赤い服だと一緒に出演する杏さんより目立ってしまう可能性があり、ゴールドラメのリブニットなら縁起がいいよね、とスタイリストさんと相談して衣裳を決められたのではないでしょうか。 テレビでは裸のように見えたかも知れませんが、実際に見たら白いジャケットにラメニットは上品な組み合わせだと思います。リブ編みのニットにはボディラインを強調する効果があるので、セクシーさを抑えたいならリブではないほうが良いかも知れません。ただ、リブ編みのほうが若々しさがあって、中川さんに似合うと思います。

美ボディを自覚してるのは良いこと

インスタで中川さんの私服を拝見しました。普段からボディラインが出る服はお好きなようですね。肩や胸元の肌が見えるカットアウトのデザイン、レースなど透ける素材も好んで着ている様子。
美ボディを自覚されていて、ご自分でも長所だと思っているのではないでしょうか。胸が大きい人がゆったりとしたトップスを着ると太って見えてしまうことがありますが、中川さんはいつもスタイルがよく見える服を選んでいて、素敵だと思います。
今回は少しヌーディに見えてしまったかもしれませんが、自分の似合うものが分かっているだけ。いつまでも女性に奥ゆかしさを求めるような世の中に、新風を吹かせて欲しいと思います。 <文/大日方理子>
大日方理子
(おびなた・りこ)スタイリスト。1979年生まれ、お茶の水女子大学卒。『Ray』などの女性誌やテレビでスタイリストを務める。きれいめからカジュアルまで、今の気分を取り入れたスタイリングが得意。骨格診断アドバイザー。猫背改善で身長149cm→151cmに。中学生の女の子がいる1児の母でもある。公式HP
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