Fashion

“ファンシーおばさん”にならずに、赤やピンクやパステルを着るコツは?スタイリストが教えます

ピンクは3年に1度ぐらい更新を

色ものを買うときに、ブルベ、イエベなどのパーソナルカラーを気にする方も多いと思います。似合う色を知るのももちろん大切ですが、私は着たい色を着る主義。ヴィヴィッドカラーでもパステルカラーでも気分が上がる色を選んでいます。 もっとも流行りすたりが激しいのがピンクではないでしょうか。濃淡や青みピンク~黄味ピンクまでバリエーションが豊富です。トレンドが一周まわってまたおしゃれになることもあるのですが、ピンクアイテムは3年に1度くらいの頻度で更新したほうが安心だと思います。
ピンクセーター

画像はイメージです

パステルカラーは小物で甘さを引き算する

私は大人もパステルカラーを着ていいと思います。婚活パーティなど華やかな席なら、パステルカラー×白もおすすめ。爽やかで可憐な印象になります。デイリーに着る場合は、パステルカラーが持つ甘さを引き算する工夫が必要です。フリルやリボンなどの装飾がないシンプルなデザインを選び、グレーやブラウンなど落ち着いた色と組み合わせると大人にも着こなしやすいと思います。 例えば、甘い印象のパステルブルーのアンゴラニットに、カジュアルなグレーのデニムパンツとシルバーの小物で甘さを引き算する。パステルピンクのアンサンブルニットに、マニッシュなブラウンのワイドパンツも大人っぽくて素敵だと思います。 今季はグレー、ブラウン、カーキと地味色もトレンドインしています。落ち着いて過ごしたい日は地味色で、元気が欲しい日にはきれい色の力も借りて、楽しく過ごしましょう! ※アイテムはすべて私物(イメージ除く) 赤いセーターとグレーのセーター:ともにCOHINA ウールカシミヤボトルネックニット グレーパンツ、ブラウンパンツ:ユニクロ タックワイドパンツ 白パンツ:GU コーデュロイバレルレッグパンツ 赤パンツ:FREAK’S STORE(数年前に購入) エコレザースカート:RANDA(数年前に購入) 【前編を読む】⇒“ハデなおばさん”にならずに、きれい色を着たい!簡単なコツをスタイリストが教えます <文・スタイリング・撮影/大日方理子>
大日方理子
(おびなた・りこ)スタイリスト。1979年生まれ、お茶の水女子大学卒。『Ray』などの女性誌やテレビでスタイリストを務める。きれいめからカジュアルまで、今の気分を取り入れたスタイリングが得意。骨格診断アドバイザー。猫背改善で身長149cm→151cmに。中学生の女の子がいる1児の母でもある。公式HP
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