「片付けられない。人付き合いができない」生きづらさは脳のクセのせい!心が軽くなるコツとは?
片付けられない。人付き合いができない。みんなができているのに、私だけいつもできない。それって私が悪いの?
いいえ、それは脳の仕組みによるものかもしれません。
『もしかして発達障害?「うまくいかない」がラクになる』(主婦の友社)は、様々な人が抱える生きづらさを37症例に分け、対処方法を提案しています。著者は精神科医の司馬理英子先生。
「発達障害は脳の機能のアンバランス。生まれつきの『クセ』といってもいいかもしれません」と司馬先生。「能力が低いわけでも、性格や人間性に問題があるのでもありません」。そう聞くと、ホッとしませんか。
どうして私だけ?と悩んでいた違和感や孤独感は、少し思考を切り替えるだけで解消へと向かうのです。
発達障害は主に3つに分類されます。それぞれの特徴を本書から簡単にまとめました。
・ADHD(注意欠如・多動症)
不注意で落ち着きがない。衝動的に行動する。根気が続かない。時間が守れない。
・ASD(自閉スペクトラム症)
自分の考えに固執する。全体が見えず、空気が読めない。気持ちをうまく伝えられない。
・SLD(限局性学習症)
「読む」「書く」「話す」「計算する」などの特定の学習が苦手。
これらのタイプが複数にまたがる人もいますし、各々の特徴が顕著にあらわれる人もいれば、やんわりと特徴が出る人もいます。
「あてはまりそう」と思ったあなた。日常でよくあるパターンを知って、心の守備を固めておきませんか。