昔のヴィレヴァンにあった“ちょいグロやアダルトな商品”が消えたワケ。300店舗まわる熱烈ファンが語る
まるで秘密基地に迷い込んでしまったかのように、足を踏み入れるだけでわくわくする小売店「ヴィレッジヴァンガード」(以下、ヴィレヴァン)。筆者も学生時代は、「こんな商品、だれが買うの?」「こんな商品、なんで置いてあるの?」といったコアな謎商品を見つけるだけでもワクワクしたものです。
そんなサブカルチャー文化を築いてきたヴィレヴァンですが、現在は経営不振にあえいでいます。「大型ショッピングモールへの出店がオリジナリティを薄めた」「昔の方がよかった」など、何かと言われがちなヴィレヴァン。そんな中、「大人になった今こそ、令和のヴィレヴァンが楽しい!」と力説するヴィレヴァンの熱烈ファンがいます。「ヴィレヴァン全店まわるひと【非公式】」(@village_vanvan)さんに、お話を聞きました。
【前回記事】⇒大幅赤字のヴィレヴァン、苦戦の理由は“意外なところ”に。300店舗まわる熱烈ファンが感じた「本当の弱点」
――昔と今のヴィレヴァンで、大きく異なる点はどこでしょうか?
ヴィレヴァン全店まわる人【非公式】(以下、ヴィレ全)「最近のヴィレヴァンは、ネットでの販売とポップアップショップ(期間限定の出店)に力を入れています。大型ショッピングモールではポップアップショップが頻繁に展開され、通常の店舗とは異なるコラボレーションブランドや企業の商品が取り扱われています。
例えば『くまのプーさん』や『パウ・パトロール』とコラボしたポップアップショップもありました。くまのプーさんと仲間たちとのんびりした時間を過ごしませんか? というテーマで大人も子どもも楽しめますよね。ポップや商品のラインナップを見るだけでも、十分楽しめると思いますよ。親子で見てもいいですよね」
――子どもと一緒に楽しめるのはいいですね。
ヴィレ全「はい。大型ショッピングモールのポップアップショップでいえば、『プラレール』とのコラボもありました。他にもお菓子の『たべっ子どうぶつ』とコラボして、縁日風のイベントもやっていました。
現在は都内でのイベントが多めですが、株主総会では『全国でポップアップショップのイベントを増やしていきたい』と説明がありました。今後は、全国で楽しく遊べる場所が増えていくと思います。
ヴィレヴァンは『遊べる本屋』とコンセプトにもあるように、子連れや家族連れで楽しく遊べる場所にしようとしています。ポップアップショップも楽しいですが、通常の店舗も『行けば何か楽しいものがある』というコンセプトは変わらないと思います。お子さんも楽しめる場所になっているので、ポップアップショップも通常の店舗も、どちらも家族連れで行ってほしいなと思います」
親子でも楽しめる場になった令和のヴィレヴァン
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— ヴィレッジヴァンガードオンラインストア (@vgvd) May 22, 2024
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