「私は金ヅルか!?」帰省時のお年玉地獄に嘆く39歳シングル女性。もらえるのが当たり前のように…
もうひとつ憂うつのタネが…
さらに斉藤さんの気分を憂うつにさせるのが、両親や親戚の何気ないひとこと。親戚が集まる場で独身なのは斉藤さんひとりだけ。周りも気を使ってくれてはいるようですが、ふとした一言に敏感に反応してしまうこともあるそう。
「なにしろ4家族と子ども12人集まるだけでもすごいのに、叔母や叔父も集まる大宴会が開かれると、どうしても話題は子どもたちの話になります。わたしもある程度合わせて聞いているのですが、習い事や塾の話など、まったくついていけないし、興味もないので疲れます。そのうえ叔母などが『東京は習い事も種類もいっぱいあるんだってねぇ』なんて悪気なく話を振ってから『しまった』という顔をするので、ゲンナリしますね」
都会生活では独身の友人に囲まれて寂しさも息苦しさも感じることがない斉藤さんですが、帰省した時だけは心が疲れてしまうそう。
帰省のたびに揺れる気持ち
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako
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