“おひとりさま女性”への風当たりの強さはなぜ?アラフォー独身・元キー局アナの私が実感する
フリーランス・独身の私の疑問「なぜ独身だと寂しいの?」
私は現在アラフォー独身。もしかしたら何の前触れもなく、急に事故に巻き込まれたり、何らかの発作で倒れることだって考えられます。確かにそのときに向けて自分の財産はどうするのか、および愛犬の処遇をどうするのか、行政書士や弁護士等のプロの力を借りて考えておくのはありだなと思いました。
女性がある程度歳を重ねた上でひとりで生きていくということに、現在の日本においてなぜかよくわからない風当たりの強さがいまだにあると感じます。
私はフリーランスで、独身。
時折、うちのワンちゃんのために家を買いたいからお金稼がなきゃ、みたいなことをつぶやくと、結婚しないんですか? 寂しいし先が不安ですよね? なんて聞かれることがあります。
なぜ独身だと寂しいと言う図式になるのか? フリーランスで経済的な後ろ盾がないと、なぜ結婚したら?という話になるのか。
この思い込みこそがまだまだ日本における女性の立場の弱さを象徴していると私は思えてならないのです。
なぜ女性だと“おひとりさま”のハードルが高いと思われるのか
アンヌ遙香
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne
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